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本業転換――既存事業に縛られた会社に未来はあるか

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フォーマット 書籍
発売日 2019年07月19日
国内/輸入 国内
出版社KADOKAWA
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784046041937
ページ数 224
判型 46

構成数 : 1枚

第1章 転換して生き残る企業、転換せずに終わる企業
1 本書の狙い――本業が衰退しても生き残る会社の共通点は
2 本業転換の難しさ――第1歩を遅らせる5つの理由
3 そもそも「本業」とは何なのか
4 「成熟・衰退→多角化→転換」の先行研究
5 事例企業の選定

第2章 "本業転換"のストーリー――事例研究
1 富士フイルムホールディングス vs. イーストマン・コダック
2 ブラザー工業 vs. シルバー精工
3 日清紡ホールディングス vs. カネボウ
4 JVCケンウッド vs. 山水電気

第3章 本業転換のポイント
1 存続企業に共通していること
2 衰退企業から学べること
3 本業転換の「2つの視点」
4 ケースから読み解く「経営上の示唆」
5 たゆまぬ本業転換

  1. 1.[書籍]

あらゆる業種・業界に、"本業喪失"の可能性がある時代。
企業は、どのような経営戦略を考える必要があるのだろうか。
* * *
欧米であれば、IBMのように大胆な事業売却やM&Aで事業構造を変えた例は少なくない。
しかし日本では、そうした事業の組み換えは容易ではない。
そんな日本にも「本業を変えることで、生き残った企業」がある。

たとえば、写真フィルムが事実上消滅した富士フイルムは、「いつ」「何」をどう決断したのか。
紡績を担っていた日清紡が、なぜブレーキやエレクトロニクスの会社に転身できたのか。

本書では、難しいとされる本業転換を行ってきた企業と、
同じ業種に位置しながら、転換がうまくできずに倒産・解体されてしまった企業の
戦略の違いを探ることによって、本業転換を成功させるポイントを探っていく。

本文で取り上げる主な企業は、

1 富士フイルムホールディングス vs. イーストマン・コダック
2 ブラザー工業 vs. シルバー精工
3 日清紡ホールディングス vs. カネボウ
4 JVCケンウッド vs. 山水電気

の4ペア。
実際の企業事例をベースに、「本業」というキーワードを通して、
これからの企業のあり方・あるべき姿をも問い直す一冊。

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