地元ロンドンのほかタイ、オランダの計3ヶ所でレコーディングし、ほぼ全曲オリジナル曲で挑む、『トゥモローズ・ニュー・ドリーム』(2019)以来4年ぶり・通算19作目のスタジオ・アルバム! (C)RS
JMD(2023/08/10)
INCOGNITO 4年ぶりとなるスタジオ・アルバム「Into You」が完成!!
地元ロンドンのほかタイ、オランダの計3ヶ所でレコーディングし、ほぼ全曲オリジナル曲で挑む、『トゥモローズ・ニュー・ドリーム』(2019)以来4年ぶり・通算19作目のスタジオ・アルバム!ブルーイ(g,vo.)、フランシス・ヒルトン(b)、フランチェスコ・メンドリア(ds)、ジョアン・カエターノ(per.)という不変メンバーによる強靭ボトムラインを核とし、キーボードは、マット・クーパーの代わりにリチャード・ブルを軸に、前作でフィーチャーされたジェームス・バークリーやキッコ・アロッタ。ギターはフランシスコ・サレスに代わり、2022年ツアー、今夏のシトラス・サン公演に帯同したチャーリー・アレン、ヴォーカル陣は前作から参加のチェリ・V、2022年ツアーから参戦するナタリー・ダンカンという若きソングストレス2枚看板に、前々作以来の「インコグニートのスティーヴィー」ことトニー・モムレル、上述のジェームズ・バークリー、といったように、バンドが幾分か若返り。リードシングル「キープ・ミー・イン・ザ・ダーク」はインコグニート印のホーンズが抑えめに効いている生音ハウス調の爽やかグルーヴ!「ナッシング・メイクス・ミー・フィール・ベター」はフランス人のバジーレ・プティトゥとベルギー人のドリュー・ワイネンによる2022年産ベッドルーム・ハウスミュージックを、インコグニート陣の上質なサウンドと大胆なホーンを乗せヴァージョンアップ・コラボレーション!90年代前半のアシッド・ジャズ・エラをリアルタイムで通過した者にとっては、マックス・ビーズレーの久々のヴィブラフォンが聴ける「クローズ・トゥ・ミッドナイト」はちょっとしたプレゼントであろう。
発売・販売元 提供資料(2023/08/07)
結成44年目の長寿バンドによる4年ぶりの通算19作目。チェリVとナタリー・ダンカンの若手ヴォーカル2枚看板を中心に据え、ジャズ・ファンクからハウシーなナンバーまで、今回もインコグニートらしい爽快かつ美麗なグルーヴで最後まで楽しませてくれる。ブルーイみずから歌うブリージンな"Back On The Beach"はそんなブレなさと円熟を象徴するような滋味深い逸曲。
bounce (C)池谷瑛子
タワーレコード(vol.479(2023年10月25日発行号)掲載)
路線は一貫しているものの、約40年にわたり音の作りとメンバーの入れ替えにより、常に新鮮さを保ち続けていることに脱帽です。