| フォーマット | CDアルバム |
| 発売日 | 1998年03月05日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| レーベル | V and M |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| 規格品番 | WPCV-7418 |
| SKU | 4943674741823 |
構成数 : 1枚
合計収録時間 : 00:44:31

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「Songwriter」からビリー・ジョエルふうのピアノが聴こえる。コンセプトは「エンターテイナー」だが、曲調は多摩川をスケッチした「夏、ハイランドフォールズにて」に近い。元気がもらえる楽曲だ。
「長ぐつ」もギルバート・オサリヴァンっぽいし、「サンクト・ペテルブルグ -ダジャレ男の悲しきひとり旅-」ではビートルズ時代のポール・マッカートニーの「ゲッテング・ベター」や「グッデイ・サンシャイン」のようなリラックスしたミディアム・テンポ感が漂っている。若大将(あるいは小林 旭)サウンドを思わせる「ドラ・ドラ・ドライブ大作戦 -トラ・トラ・トラどし大先輩-」同様、遊び心満載のダジャレ&パロディの欧州、いや応酬が楽しめる。
タイトルだけで元ネタを判断してはいけない。油断するとKANの仕掛けたトラップにハマってしまう。「Oxanne -愛しのオクサーヌ-」が好例だ。「SAIGON」などは、基本はビリー・ジョエルかもしれないが、メロディにはスティーヴィー・ワンダーの「ある愛の伝説」をスローにしたような波打つフレーズを含んでいる。
バラードの「月海」や「君を待つ」も素晴らしいが、極めつけはゴスペル調の「Song of Love -君こそ我が行くべき人生- 」だ。一人”We Are The World”のような壮大なナンバーで、コンサート映像のKANはスティーヴィー・ワンダーのコスチュームで唄っていた。コーラスの終盤では、ウィングスの「心のラヴ・ソング」からのビリー・ジョエル「マイ・ライフ」、スティーヴィー・ワンダー「サンシャイン」と繋いで、最後はレイ・チャールズまで登場する歌唱リレーが楽しめる。
いつもユーモアと音楽に対する実直な姿勢を忘れない”寅年・ソングライター”=KANの切り札&集大成的なアルバム、といった感じの好盤だ。それにしてもサブタイトルが多いな。