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生命学に何ができるか 脳死・フェミニズム・優生思想

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フォーマット 書籍
発売日 2001年11月11日
国内/輸入 国内
出版社勁草書房
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784326652617
ページ数 510
判型 46

構成数 : 1枚

はじめに

序 脳死との出会い

第一章 いま脳死を再考する
1 脳死の真実
2 脳死論の系譜
3 脳死の存在論

第二章 生命と他者──〈揺らぐ私〉のリアリティ
1 脳還元主義の生命観
2 パーソン論のリアリティ
3 パーソン論との対決
4 他者論のリアリティ

第三章 ウーマン・リブと生命倫理
1 ウーマン・リブとの出会い
2 優生保護法改正とは何だったのか
3 一九七二年の改正案とウーマン・リブの対応
4 性と生殖に関する三つの主張
5 七〇年代日本のフェミニズム生命倫理が提起したもの

第四章 田中美津論──とり乱しと出会いの生命思想
1 便所からの解放
2 否定される女
3 どん底からの自己肯定
4 エロスと生命
5 「とり乱し」と「出会い」
6 男のものの見方
7 田中美津との出会い
8 田中美津の生命思想

第五章 「暴力としての中絶」と男たち
1 中絶と自己決定権
2 可能性の殺人
3 暴力としての中絶
4 「責め」を引き受けること
5 「男たちの生命倫理」の提唱

第六章 障害者と「内なる優生思想」
1 優生思想とは何か
2 「青い芝の会」と「健全者幻想」
3 障害者と女性はなぜ対立したか
4 「内なる優生思想」は克服できるのか
5 予防福祉論と障害者共生論
6 選択的中絶のほんとうの問題点とは
7 女性には障害胎児を殺す権利があるのか
8 優生思想と闘うこと
9 いくつかの論点
10 優生学の新展開をどう考えればよいのか
11 「内なる優生思想」と生命学の可能性

最終章 生命学に何ができるか
1 生命学とは何か
2 悔いのない人生を生き切るために
3 生命世界の探求
4 生命学の方法論


あとがき
初出一覧
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著者: 森岡正博

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