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元型論〈増補改訂版〉

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フォーマット 書籍
発売日 1999年01月01日
国内/輸入 国内
出版社紀伊國屋書店
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784314008402
ページ数 528
判型 A5

構成数 : 1枚

【目次】
I 集合的無意識の概念
一 定義
二 集合的無意識の心理学的意義
三 証明の方法
四 例示

II 集合的無意識の諸元型について
一 元型とこころ
二 キリスト教とシンボル
三 水と無意識
四 影は無意識への門である
五 アニマとこころ
六 意味と老賢者
七 変容のプロセス

III 元型―とくにアニマ概念をめぐって
一 心の現象学
二 認識の前提としてのこころ
三 投影とシジギー元型
四 元型の生得性
五 アニマ元型の働き

IV 母元型の心理学的諸側面
一 元型の概念について
二 母元型
三 母親コンプレックス
1 息子の母親コンプレックス
2 娘の母親コンプレックス
3 母親コンプレックスのプラス面
4 マイナスの母親コンプレックス
四 結論
V 母娘元型―デメテル=コレー神話
一 ケースX
二 ケースY
三 ケースZ

VI 童子元型
序論
A 童児元型の心理学
1 元型は過去の状態を表す
2 いま働いている元型
3 元型は未来を表わす
4 童児モチーフの一者性と多数性
5 童児神と英雄神

B 童児元型の個別的な現象学
1 捨子
2 童児の無敵さ
3 童児の両性具有性
4 始原存在にして終末存在である童児
結論

VII トリックスター元型―インディアン神話によせて

VIII 精神元型―おとぎ話に見られる

一 「精神」という言葉について
二 夢における精神の自己表示
三 おとぎ話における精神
四 おとぎ話における精神のシンボルとしての動物
五 付録
六 結論

IX 心の本質についての理論的考察
A 無意識問題の歴史
B 心理学にとっての無意識の意味
C 心の分裂可能性
D 本能と意志
E 意識と無意識
F 複合的意識としての無意識
G 振舞いのパターンと元型
H 一般的考察と展望

付録 修道士クラウス

訳者(林道義)解説
パターンとしての元型
元型の目的論的性質
遺伝と「祖先の経験」
普遍的にして個性的
意識と元型の関係
元型論の思想的意義
元型論の認識論・方法論的意義
各論文の内容的特長

  1. 1.[書籍]

ユング思想の根幹をなす「集合的無意識」と「元型」をめぐる、ユング自身の
理論的文章をすべて収録した決定版!!ユング思想理解に必携の一冊。

人間のこころには、フロイトのいう個人的な無意識だけでなく、人類に共通の集合的無意識があるーーユングの独創であり、卓見である「集合的無意識」とそのパターンとしての「元型」をめぐるユング自身の理論的文章をすべて収録。
古今東西の該博な知識に裏づけられたユングの名文を長年の研究に基づいた丁寧な訳註・解説を付け、日本語に再現する。

ロングセラー「元型論」(正・続)を合本、重要論文を追加、訳・訳註を改訂、新たに図版多数収める。

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