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フォーマット |
CD |
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構成数 |
1 |
国内/輸入 |
輸入 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2023年10月06日 |
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規格品番 |
GS2299 |
レーベル |
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SKU |
4909346312333 |
最新リマスターで登場!
2トラック、38センチ、オープンリール・テープ復刻シリーズ
■制作者より
永遠の名盤、トスカニーニ指揮、NBC交響楽団によるレスピーギの「ローマ3部作」は当シリーズでも2016年にGS-2143として発売しました。今回は高品質のテープを使用した2トラック、38センチのオープンリール・テープを新規に取り寄せ、マスタリングの全工程をプロ用の機器で行い、最善を尽くしました。本編も目の覚めるような音ですが、短いながらも最後のリハーサルも聴き物です。
解説書にはサミュエル・アンテックの著した「This was TOSCANINI」(The Vanguard Press)の一部を翻訳して掲載しています。アンテックは1937年から1954年までNBC交響楽団のヴァイオリニストとして活躍しており、その内容はトスカニーニの身近にいた人でなければ書けない、まことに鮮烈で生々しい証言です。これを読むと、この「ローマ3部作」の演奏がますます好きになってしまいます。(平林 直哉)
キングインターナショナル
構成数 | 1枚
エディション | Remaster
レスピーギ:
(1)交響詩「ローマの松」
(2)交響詩「ローマの噴水」
(3)交響詩「ローマの祭」
(4)リハーサル風景(「ローマの噴水」より)
【演奏】
アルトゥーロ・トスカニーニ(指揮)
NBC交響楽団
【録音】
(1)1953年3月17日、(2)1951年12月17日、(3)1949年12月12日/ニューヨーク、カーネギー・ホール
(4)1950年
使用音源:(1)-(3)Private archive(2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)(4)Morgan Records(1 MOR A001)
録音方式:モノラル(録音セッション)
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1.[CD]
トスカニーニのローマ三部作。いわずと知れた、名演。名CD。わたしはトスカニーニが苦手である。だから見当はずれなことを書くかもしれないが。
このCDを聴いて気づいた。「あ、これ現代の演奏と同じだ」と。なんていうか「音の出し方」?「音の語り口」?あるいは「音の進行の仕方」?アルトゥール・トスカニーニとヴィルヘルム・フルトヴェングラーは20世紀前半の指揮会の二大巨頭だが、後世の指揮界に影響を与えたのはアルトゥール・トスカニーニだ。なぜか?以前も書いたがトスカニーニの演奏は「言語化」あるいは「記号化」ができるから。この時代にこの演奏ができるならそれは「素晴らしい」としか言いようがないだろう。現にわたしも「ローマ三部作」の演奏としてはこれ以外は考えられないと思う。そしてそれは「伝える」ことができるから結果として現代の指揮界に大きな「足跡」を刻む。対してフルトヴェングラーの指揮は、極論すれば「伝達者」であり「言語化」や「記号化」を目指したものではない。どちらが伝えやすいかは論を待たないであろう。わたしはこのCDは素晴らしいと思う。一つの究極の形でさえあると思う。にも関わらず相変わらずわたしはフルトヴェングラーを聴き続けるだろう。あの「音」を聴きたいから。このCDの録音状態は極上。これ以上は望むべくもない。
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