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| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2006年12月15日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 学文社 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784762016189 |
| ページ数 | 192 |
| 判型 | 46 |
構成数 : 1枚
はしがき
[さて、生涯学習というと]
第1章 わからないということ
1 わからないことはいけないこと?
氾濫する「わかる」ための本*「わかる」ための本が売れる*方法優位の現象
2 「わかる」「できる」の呪縛
パソコンはできればいい*「わかる」と「できる」:原理と手段
*研究と生涯学習の違い*「わかること」と「わかるようになっていくこと」
3 わからないのはなぜか
伊東へ行くならハトヤ*絵本の点字*想像力と理解:体験活動重視の危険性
4 生涯学習ということ
生涯学習というコトバ*「今」だけでもなく「いつか」だけでもなく
第2章 さまざまな学習の場
1 広場と公園デビュー
一九六九年新宿駅西口地下広場*公園デビュー
2 銭湯・見せ物小屋・コーヒーハウス
浮世風呂とコミュニティ銭湯見せ物小屋と博覧会*コーヒーハウスと喫茶店
3 学校以外の学習の場
アルバイト*サークル活動・ボランティア活動*家庭などで
4 偶発的学習ということ
学習と教育:「よくしよう」という意図*学習支援と教育:効率性と組織性*生活場面での学習
第3章 人はいつ学ぶ・なぜ学ぶ
1 学習者の類型論
多様な学習者*目標志向・活動志向・学習志向
2 人びとの学習体験
それぞれの学習*病院体験
3 課題解決のための学びと自己充実のための学び
課題解決と自己充実*課題解決のための学び*自己充実のための学び*課題解決と自己充実の融合
4 個人の次元と社会の次元
社会全体で見ると*第二次大戦後からの学習*学習の個別化状況と複相化
[ところで、生涯学習といえば]
第4章 昔の学習・今の学習
1 昔の話:昭和初めの小樽
小樽高等商業学校の成人教育講座*地域の特性と学習活動*自主的な学習機会
*社会の変化への対応のための学習
2 公民館の出現とその役割:地域社会における共同から趣味教養へ*第二次大戦後の制度の整備
*地域社会と公民館*共同・集団による学習*公民館の変容とその要因
3 新しい学習機会の隆盛:自己啓発・資格・自己充実
予期しなかった学習機会*自己充実のための学びの機会の進展*キャリア形成と学びの機会
第5章 生涯学習と社会教育
1 生涯学習というコトバ・社会教育というコトバ
生涯学習体系への移行*生涯学習のイメージ*社会教育の
イメージ*生涯学習と社会教育の関係
2 「社会教育の終焉」と「社会教育の周辺」
社会教育の終焉論:コミュニティセンターをめぐる議論
*民間企業の役割への注目:カルチャーセンターをめぐ
る議論*生涯学習支援の一環としての社会教育:「社会
教育の周辺」
3 図書館・博物館が社会教育施設であるということ
図書館法・博物館法*社会教育施設であるということ
*資料に対する専門性とその問題*資料以外の要素の役割
*学校とは異なる性格
第6章 生涯学習社会といわれるもの
1 学歴社会と生涯学習社会
学歴社会の形成*指摘される学歴社会の弊害*生涯学習
社会の提唱と考え方:生涯教育と生涯学習
2 生涯学習社会と学習機会
さまざまな学習機会*学習機会の自由な選択*生涯学習
社会への道
3 生涯学習社会と学習の成果
学習の成果は...
「人が学んでいるとき、そこには学ばないという選択も含めて、その人の生き方が反映されている」
さまざまなかたちの「学び」が氾濫する現代社会において、
生涯学習・社会教育・学ぶことの意味を根底から問い直す一冊。

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