書籍
書籍

現代英文法講義 ― Lectures on Modern English Grammar ―

0.0

販売価格

¥
7,260
税込
還元ポイント

在庫状況 について

フォーマット 書籍
発売日 2005年10月12日
国内/輸入 国内
出版社開拓社
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784758910217
ページ数 960
判型 A5

構成数 : 1枚

はしがき
凡例

第1章 序論
1.1. 文とその要素
1.2. 語・句・節
1.3. 文の種類

第2章 文型
2.1. 文型とは何か
2.2. 基本文型
2.3. 派生文型

第3章 文の要素
3.1. 主語
3.2. 目的語
3.3. 補語
3.4. 準補語
3.5. 義務的な副詞語句
3.6. 文の要素
3.7. 文の主要素の意味役割

第4章 時制と相
4.0. 概説
4.1. 三つの時点
4.2. 時制とアスペクト/相
4.3. 語彙動詞のアスペクト特徴

第5章 現在時制
5.0. 概説
5.1. 現在時を指す場合
5.2. 過去時を指す場合
5.3. 未来時を指す場合
5.4. 完了的現在時制
5.5. 超時的現在
5.6. 現在時制の本質的意味

第6章 過去時制
6.0. 概説
6.1. 過去時を指す場合
6.2. 過去時制の特殊用法
6.3. 過去時制の本質的意味

第7章 未来時を表す表現形式
7.0. 概説
7.1. 未来時を表す表現形式
7.2. その他の表現形式
7.3. 各形式の比較

第8章 進行形
8.0. 概説
8.1. 進行形の特質
8.2. 進行形の用法
8.3. 進行形の特殊用法

第9章 完了形
9.0. 概説
9.1. 現在完了形
9.2. 過去完了形
9.3. "未来"完了形

第10章 完了進行形
10.0. 概説
10.1. 現在完了進行形
10.2. 過去完了進行形
10.3. "未来"完了進行形

第11章 Be,Have,Do
11.0. 概説
11.1. Be,Have,Doの用法

第12章 疑問詞
12.0. 概説
12.1. 疑問代名詞
12.2. 疑問副詞
12.3. 間接疑問文

第13章 関係詞
13.0. 概説
13.1. 関係代名詞
13.2. 自由関係詞
13.3. as,than,but
13.4. 関係副詞

第14章 不定詞
14.0. 概説
14.1. to不定詞の名詞的用法
14.2. to不定詞の形容詞的用法
14.3. to不定詞の副詞的用法
14.4. to不定詞の動詞用法
14.5. 裸不定詞の用法
14.6. 不定詞の主語
14.7. 不定詞のその他の用法

第15章 分詞
15.0. 概説
15.1. 名詞修飾語として
15.2. 主語補語として
15.3. 準主語補語として
15.4. 補文の述語として
15.5. 分詞節

第16章 動名詞
16.0. 概説
16.1. 動名詞の用法
16.2. 3種類の動名詞
16.3. 動名詞の主語
16.4. 動名詞の表す時
16.5. 動名詞の態
16.6. 動名詞と不定詞
16.7. 動名詞を含む慣用表現

第17章 法助動詞
17.0. 概説
17.1. 現在時制形式の意味・用法
17.2. 「法助動詞+完了不定詞」
17.3. 過去時制形式の意味・用法
17.4. まとめ
17.5. 「過去形法助動詞+完了不定詞」
17.6. 根源的用法と認識的用法

第18章 態
18.1.受動態の特徴
18.2.受動態の制約
18.3.get受動態
18.4.種々の構文の受動態

第19章 叙想法
19.0. 概説
19.1. 叙想法現在
19.2. 叙想法過去
19.3. 叙想法過去完了
19.4. if節に相当する語句
19.5. 条件節と帰結節の省略

第20章 名詞
20.0. 概説
20.1. 名詞句の用法
20.2. 名詞の種類
20.3. 名詞の性
20.4. 名詞の数
20.5. 英語の格

第21章 代名詞
21.0. 概説
21.1. 人称代名詞
21.2. 人称代名詞の特殊用法
21.3. 人称代名詞itの用法
21.4. 順行照応と逆行照応
...

  1. 1.[書籍]

半世紀余にわたる著者の英文法研究を集大成し、
渾身の力をふりしぼって書きあげたライフワーク。

豊富な用例を著者の文法観に基づいて体系化した学術書であると同時に、常に座右に置いて、英文法上の疑問が浮かぶごとに参照できるreference grammarである。その際、英語の文法現象の「いかに」(how)を記述するにとどまらず、常に「なぜに」(why)という疑問に答えようとした。本書の最大の特徴をひと口で言えば、「説明文法」ということであろうか。

■相互参照を詳しく、特に索引を詳細で使いやすいものにして、英文法に関する、読者のあらゆる疑問に答えられることを目指している。

■重要な項目(法助動詞、補部構造など)は、徹底的に掘り下げて記述。

■<米>、<英>、<北英>などの地域差、<古風>、<格式体>、<略式体>、<雅語>、反語、戯言的などの英語スタイルの違い、法律、商業などの使用域(register)を明らかにしている。

■随所にNBを設けて、やや特殊な、または高級な事項に言及するとともに、生成文法や認知言語学で掘り起こされた知見を、一般読者にもわかりやすい形で大幅に採り入れている。

■用例は、なるべく文学作品から採り、その数も多めにしている。文学の領域にこそ、言語の最も創造的な使用が見られるからであり、また、ある意味では、用例の質が文法書の請明であると信じるからである。

■随所に日本語やドイツ語・フランス語などの多言語の類似表現との比較を行っている。これは人間言語の普遍性ということに思いを致すべきだと考えるからである。

■必要に応じて、歴史的な説明も行っている。英語に長い歴史があり、現代英語の中に古い語法が残存している以上、歴史的な視点からでなければ説明できないような言語現象が決して少なくないからである。

第7回英語語法文法学会賞受賞

作品の情報

メイン
著者: 安藤貞雄

メンバーズレビュー

レビューを書いてみませんか?

読み込み中にエラーが発生しました。

画面をリロードして、再読み込みしてください。