| フォーマット | CDアルバム |
| 発売日 | 1993年04月10日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| レーベル | Warner Bros. |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| 規格品番 | WPCL-749 |
| SKU | 4988014707497 |
構成数 : 1枚

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放逐された者、前科者、おちうど、発狂者、発情者、蒸発者、炎上者、お尋ね者、ドラ猫、ノラ犬、飛べなくなった鳥、破獄者、脱法者、素浪人、喰い詰め者、夢遊病者、幻視者、無宿、無頼、無縁仏、噫無情、瘋癲、吟遊詩人、99.9%の革命家、99.9%の発明家、勘当された息子・娘、馬鹿野郎、踊る阿呆に見る阿呆、土佐の高知のはりまや橋で坊さんかんざし買うを見た、よさこい、よさこい、破門された弟子、流産した子供、受胎しなかった命、破産者、破綻者、破滅者、流され人、転向者、改宗者、中退者、さ迷い人、世捨て人、放浪者、孤独な狩人、駆け落ちしたアヴェック、根無し草の泣き虫、ピーターパン、すっからかんの文無し、酔いどれ、うつけ者、痴れ者、戯け者、負傷者、時代錯誤者、逆行者、沈没者、遭難者、失踪者、失脚者、失語者、敗残者、落伍者、挫折者……
そうした者たちが、人知れず、行方知れず、気も知られず、ひっそりと暮らしているそうです
だからぼくもいつか必ずや
地平線の向こうへ越してゆくわけです
たとえば ぼくが地平線の向こうで生きのびてたら
そっと笑ってほしい
淋しい時は ぼくの好きな
ミラーボールの星あかりの下で踊り明かしてくれ
でもとりあえず今は
もしも君が 疲れてしまったのなら
ぼくと森田童子バスに乗ってみませんか
色あざやかな 新しいシャツを着て
季節はずれの ぼくの街は なんにもないけれど
君に 話ぐらいはしてあげられる
もしも君が すべていやになったのなら……
あのドューユワナダンスで 昔みたいに うかれてみたい
春の日の菜の花畑を思い浮べて、泣くな祈れ、と言いたいところですけれども
もはやぼくには祈れない
と君は言います
ならば、ただ泣きませんか
風よ 泣かないのか
故郷よ 泣かないのか
友よ 泣かないのか
新しい 年のために
そんなこんなでぼくはまだ、地平線のこちら側で
思わずはらはらと、泣きやまずにいるわけです