書籍
書籍

ミステリーの人間学 英国古典探偵小説を読む

0.0

販売価格

¥
1,056
税込
還元ポイント

販売中

お取り寄せ
発送目安
2日~14日

お取り寄せの商品となります

入荷の見込みがないことが確認された場合や、ご注文後40日前後を経過しても入荷がない場合は、取り寄せ手配を終了し、この商品をキャンセルとさせていただきます。

フォーマット 書籍
発売日 2009年05月20日
国内/輸入 国内
出版社岩波書店
構成数 1
パッケージ仕様 新書
SKU 9784004311874
ページ数 224
判型 新書

構成数 : 1枚

序 章 探偵小説の誕生

1 ミステリーと文学
2 探偵と探偵小説
3 人間をいかに描くか

第1章 心の闇を探る──チャールズ・ディケンズ

1 「ミステリー」としてのディケンズ文学 『バーナビー・ラッジ』
2 探偵の登場 『荒涼館』
3 犯罪者の肖像 『エドウィン・ドルードの謎』

第2章 被害者はこうしてつくられる──ウィルキー・コリンズ

1 抹殺される恐怖を描く 『白衣の女』
2 物的証拠と謎解き 『月長石』

第3章 世界一有名な探偵の登場──アーサー・コナン・ドイル

1 人間観察と推理 『緋色の研究』
2 哲学する探偵 「赤毛組合」「唇のねじれた男」「まだらの紐」ほか
3 なぜ人々は名探偵を切望するのか 『バスカヴィル家の犬』

第4章 トリックと人間性──G・K・チェスタトン

1 凡人探偵の登場 「青い十字架」「奇妙な足音」「飛ぶ星」ほか
2 単純な事実がもたらす謎 「折れた剣」「見えない男」「神の鉄槌」ほか
3 ブラウン神父の影 『木曜の男』『詩人と狂人たち』『ポンド氏の逆説』

第5章 暴かれるのは誰か──アガサ・クリスティー

1 解明のプロセスで起こること 『アクロイド殺し』ほか
2 人間を裁けるか 『オリエント急行殺人事件』ほか
3 誰かに似ている犯人 『火曜クラブ』ほか

終 章 英国ミステリーのその後──「人間学」の系譜

あとがき
主要参考文献

  1. 1.[書籍]

作品の情報

メイン
著者: 廣野由美子

メンバーズレビュー

レビューを書いてみませんか?

読み込み中にエラーが発生しました。

画面をリロードして、再読み込みしてください。