| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2023年08月03日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 岩波書店 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784000226486 |
| ページ数 | 278 |
| 判型 | 46 |
構成数 : 1枚
はじめに
第I部 ウクライナから考える
第1章 ウクライナ戦争はどのようにして起こったのか………南塚信吾
I ウクライナの独立から「マイダン革命」まで
II 決定的転機
III 西側に傾斜するウクライナ
IV 戦争回避の最後の可能性
第2章 NATOの東方拡大は戦争を抑止したのか………油井大三郎
I ドイツ統一とNATOの東方不拡大の「公約」
II 米ロ協調とNATOの東方拡大の間
III「対テロ戦争」以降のNATO東方拡大
コラム1 ユーゴスラヴィア紛争からの教訓………山崎信一
第II部 近現代世界史の中の戦争と平和
第3章 どのような戦争が起こってきたか………木畑洋一
I 帝国主義の時代と植民地戦争
II 二つの世界大戦
III 冷戦と脱植民地化
IV 冷戦後の戦争
V ウクライナ戦争の性格
第4章 軍拡が戦争を呼び起こす………山田 朗
I 軍拡と戦争の惨禍──第一次世界大戦
II 軍縮とその抜け道
III 大量殺戮を招いた軍拡──第二次世界大戦
IV 終わらない軍拡
第5章 戦争を許さない世界を求めて………木畑洋一
I 「無差別戦争観」と戦争法
II 戦争の違法化
III 国際連合のもとで
IV 国際人道法の模索
V ウクライナ戦争と国際規範
第6章 平和を求める運動はやむことはない………南塚信吾
I 近代の平和思想と平和運動
II 平和運動と社会主義
III 「核」時代の平和運動
IV 市民運動と平和──運動の多様化
V 「ポスト冷戦」期の変化
VI ミクロ化する日本の平和運動
コラム2 武力で平和は守れない………藤田 進
第III部 日本をめぐる戦争と平和
第7章 日本の戦争から考える──軍事同盟と〈戦争放棄〉………山田 朗
I 「脱亜入欧」・軍事同盟路線の成立
II 「成功事例」の再現をめざした大陸侵攻
III 打開のための日独伊三国同盟
IV 戦後の軍事同盟と自衛隊
V 改憲と護憲の対抗
第8章 東アジアの戦争をどう防ぐか………油井大三郎
I 米中覇権争いと東アジア
II 北朝鮮の核ミサイル危機にはどう対処すべきか
III 台湾有事論に根拠はあるのか
IV 東アジアの緊張をどう緩和させるか
コラム3 「バンドン精神」はどのように継承されているのか………小谷汪之
おわりに 戦争と平和を歴史から考える………木畑洋一

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