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鐘を鳴らす子供たち

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フォーマット 書籍
発売日 2023年08月04日
国内/輸入 国内
出版社小学館
構成数 1
パッケージ仕様 文庫
SKU 9784094072846
ページ数 336
判型 文庫

構成数 : 1枚

目次

昭和四十八年 春 5

昭和二十二年 五月 13

テスト 45

特訓 60

伏兵 78

配役 91

予行演習 115

闇市 127

本番 145

最後の一人 155

涙 178

取材 209

異変 241

秘められた思い 259

『鐘の鳴る丘』 273

昭和四十八年 春 295

【解説】あの鐘の音は、何処へ? 野上暁 319

  1. 1.[書籍]

復興の希望・伝説のラジオドラマの舞台裏

作品の情報

あらすじ
物語は高度成長期と呼ばれる昭和48年、『鐘の鳴る丘』に出演した当時小学生の一人、良仁への一本の電話から始まる。この日、戦後を代表する劇作家であり、『鐘の鳴る丘』の脚本家・菊井一夫が逝去。電話は菊井の葬儀の知らせだった。知らせを受けて菊井との記憶に思いを馳せる良仁の脳裏には、いつしか「緑の丘の赤い屋根 とんがり帽子の時計台…」と、少年少女たちの歌声が流れ始めていた。
昭和22年。ようやく給食が再開したものの、ほとんどの子どもがいつもお腹を空かせていた時代。東京・練馬区の小学校に通う良仁は親友の祐介と全力で遊びまわる日々を送っていた。そんなある日、良仁と祐介、そして、隣のクラスの実秋を含めた数名が、NHKのラジオ放送劇『鐘の鳴る丘』に出演することに。良仁たちが演じるのは、当時、社会問題となっていた戦後浮浪児の役。戦争への負い目を胸に抱えた大人たちと共に、伝説となるラジオドラマ『鐘の鳴る丘』をつくる日々が始まる。
戦後の混乱期、ラジオが唯一の娯楽ともいえた時代、作り手側に立つことになった子どもたちが見た世界とは。戦争への後悔を抱えた大人達と一緒に希望を模索する日々の行方は・・・。

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著者: 古内一絵

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