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| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2023年08月10日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 亜紀書房 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784750518091 |
| ページ数 | 340P |
| 判型 | B6 |
構成数 : 1枚
■序言………………災害は忘れた頃にやってくる──寺田寅彦
■第1章……………一九二三年九月一日
■第2章……………一夜が明けて、九月二日
〈コラム〉……林芙美子──根津神社の野宿
■第3章……………本所から神田、浅草など
〈コラム〉……藤沢清造──小説家のルポルタージュ
■第4章……………震災に乗じて殺された人びと
〈コラム〉……宮武外骨──『震災画報』でいち早く知らせる
■第5章……………救援──被災者のために
〈コラム〉……宮本百合子が二〇代の作家がつづった関東大震災
■第6章……………震災で変わった運命
■第7章……………帝都復興計画
■第8章……………今までの災害に学ぶこと
〈コラム〉……永井荷風──江戸と明治の終わり
■正しく怖がり適切に備えるために──東京大学平田直名誉教授に聞く
■あとがき
〈100年前の9月1日、町は大きく揺れた〉
そこに暮らす人びとは、どのように生き延び、記憶したのか。
人びとの声と文学者などの日記から振り返る関東大震災。
「災害は忘れた頃にやってくる」── 寺田寅彦
「東京の火災いよいよ猛に、一望大いなる熔鉱炉を見るが如し。田端、日暮里、渡辺町等の人人、路上に椅子を据え畳を敷き、屋外に眠らんとするもの少からず」── 芥川龍之介
〈1923年に起きた関東大震災から100年〉
著者が地域雑誌『谷根千』を始めたころ、町にはまだ震災を体験した人びとが多く残っていた。
それらの声とその界隈に住んでいた寺田寅彦、野上弥生子、宮本百合子、芥川龍之介、宇野浩二、宮武外骨らの日記など、膨大な資料を紐解き、関東大震災を振り返る。
地震の当日、人々はどのように行動したのか、その後、記憶はどのように受け継がれているのか。
小さな声の集積は、大きな歴史では記述されない、もう一つの歴史でもある。
そこから何を学ぶことができるのだろうか。
《東京大学名誉教授、元東大地震研究所長の平田直氏のロングインタビュー掲載》

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