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秋たちぬ 寺山修司未発表詩集

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フォーマット 書籍
発売日 2014年11月13日
国内/輸入 国内
出版社岩波書店
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784000240451
ページ数 160
判型 46

構成数 : 1枚


椎の実
六月
弘ちゃん
黒猫
金魚
鬼灯
いろり
則子
秋たちぬ
あのとき
晝の一時
UMINO HOTEL
八月
冬の雁(俳句)
屋根裏
Ramp ランプ
それから
灰色な
春のふるさと
あのとき
初こひ
紅扇
支那ランプ
SNOW/Rain(黄昏に)
海を恋ふ
追憶
胡弓
黄昏
かなしみ
西日
レッドのピエロ
支那
手紙
望遠鏡
病室
墓じるし
硝子哀唱
信濃
春光譜
病気
ふるさと
異人にもらわれた子に
月見草

麦馬車
吸殻
あるユートピア
音楽会
夏休み
旅愁
沼のほとり
アヴァンチュル
小さなヴァニカ
海の郷愁
瓶の夜哭
学校

『秋たちぬ』注 久慈きみ代
秋たちぬ』ノート(全)
泣き笑いの懐かしさについて 三浦雅士
あとがき――『秋たちぬ』のために 田中未知

  1. 1.[書籍]

新発見の高校時代に書かれた詩集。自ら詩集として編集し、少年の孤独やロマンを描く本書は、寺山観を決定的に変えるだろう。

新発見の高校時代に書かれた、未発表詩集。自ら「秋たちぬ」とタイトルをつけ、編集、レイアウト、カットまで手がけた本書は、これまでは俳句・短歌から出発したと考えられていた寺山観を決定的に変えるだろう。少年の孤独やロマンを描いていても、虚構世界の中で書かれ、すでに「寺山修司」である。少年の青春をどう描くか、文学に関心ある読者に必読の書。

■内容紹介
寺山修司が高校時代につくった、新発見・未発表詩集の登場です。寺山自らが「秋たちぬ」とタイトルをつけ、編集、レイアウト、カットまで手がけた本書は、これまでは俳句・短歌から出発したと考えられていた寺山観を決定的に変えることでしょう。
編者の田中未知さんが所蔵していたもので、田中さんは天井棧敷の結成から寺山の死まで、公私にわたり活動を支えた方です。
詩編には一部日付の入ったものがあり、一番早い時期で昭和25年10月(このとき寺山はまだ中学生)、遅い時期で27年4月9日と記されています。中心的なものは寺山の15歳から16歳、県立青森高校の1、2年の時期です。
この頃すでに寺山は全国の高校生に呼びかけて、俳句雑誌「牧羊神」を創刊、中央俳壇と交流を持つ早熟ぶりでした。
少年の孤独やロマンを描いていても、虚構世界の中で書かれ、すでに「寺山修司」です。少年の青春をどう描くか、寺山ファンのみならず、文学に関心ある読者に必読の書です。

作品の情報

メイン
著者: 寺山修司
編集: 田中未知

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