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まず教育論から変えよう 5つの論争にみる、教育語りの落とし穴

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フォーマット 書籍
発売日 2015年05月25日
国内/輸入 国内
出版社太郎次郎社エディタス
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784811807812
ページ数 272
判型 46

構成数 : 1枚

序章◆教育語り、この「神々の争い」
1◎教育の語られ方、五つのパターン
2◎この本で僕が書いてみたいこと

第1章◆腫れ物としての道徳教育
1◎戦後の道徳教育の変遷——道徳の時間から『心のノート』まで
2◎愛国心や徳目を国家が教えられるか
3◎子どもの規範意識は低下しているのか——少年犯罪といじめ
4◎第三のアクターとしての「大衆的気分」——よりましな道徳教育へ

第2章◆ゆとり教育か、学力向上か?
1◎戦後の学力政策史をたどって
2◎学力格差を是認した「新しい学力観」
3◎子どもの「学力低下」の背景にあったもの
4◎学力政策の振り子を超えて

第3章◆タブーとしてのエリート教育
1◎リーダーを育てるのが「エリート教育」
2◎エリートの劣化と、選抜システムへの危機
3◎エリート養成を論じるために

第4章◆キャリア教育になにが期待できるか
1◎学校にキャリア教育がやって来た
2◎企業に尽くすための「適応型」キャリア教育
3◎「夢追い型」キャリア教育の危うさ
4◎自立した「大人」になるための教育

第5章◆だれのための大学改革なのか?
1◎少子化で様変わりする大学
2◎文科省の巧みな誘導とメディアの視線
3◎変貌する大学——現場からの"言い分"
4◎あらためて「なんのため」から「だれのため」へ

終章◆子どもを「理想」の犠牲者にしないために

あとがき

  1. 1.[書籍]

世の中の多くの人が、教育に関心や意見をもっている現代の日本。
居酒屋談義から、ネット上でのTwitterやSNSにブログまで、
テレビをつければ、バラエティから、政治家による討論まで、
関心の高いトピックとして、だれもが評論家のように教育を語っている。

それはこの国の教育や学校にとって、はたして幸福なことだろうか?

議論をすればたちまちのうちの百花繚乱の意見が噴出。
それをなんとか整理して、対立する意見の折り合いをつけ、
調整しようとしても、結局は調停不能に陥ってしまう。
そして気がつくと、合意形成されることはないまま、
一つの教育政策や方針がただ押し通される──。

なぜそうなってしまうのか。
それは百家争鳴の教育論争に、「落とし穴」が潜んでいるからである──。

現在進行形の5つの論争を通して、
誰もが陥りうる「落とし穴」・"教育語り"の存在と、
"教育語り"がもたらす実際の教育への影響を明らかにし、
教育を語るための"教育語り"から、
教育を変えるための"教育論"へ転換するための方法を提示する。

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