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| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2016年04月30日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 白水社 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784560084496 |
| ページ数 | 1144 |
| 判型 | A5 |
構成数 : 1枚
凡例/地図/序文/謝辞/一九三六年――勝ち誇るヒトラー
第1章 不断の急進化
第2章 膨張への推進力
第3章 ジェノサイド・メンタリティの兆し
第4章 誤算
第5章 一か八か
第6章 解き放たれた野蛮
第7章 権力の絶頂
第8章 「絶滅戦争」の構想
第9章 決戦
第10章 「予言」の実行
第11章 最後の大博打
第12章 包囲されて
第13章 奇跡を願って
第14章 悪運
第15章 絶体絶命
第16章 奈落へ
第17章 破滅
終章
訳者・監修者あとがき
口絵写真一覧/参考文献/原注/略語一覧/主要人名索引
ヒトラー研究の金字塔!
本書で描かれるのは、権力の傲慢と絶対化した個人支配のもとで進む近代的な統治機構の瓦解、その帰結として体制が未曽有の死と破壊をもたらしながら自壊へと突き進んでいくプロセスである。ヒトラーを生みだし、その傲慢を共有した「ドイツに与えられた天罰」として、ドイツ国民の自己破壊が描き出される。
ヒトラーと「共犯関係」にあった実業界、産業界、官僚機構、そして何より国防軍など、保守派を中心とする非ナチのエリート層、熱狂し歓呼する大衆も含めて、何がヒトラーの権力を作り上げたのか? ヒトラーにすべての責任を押し付けるのではなく、ドイツ人とドイツ社会の責任を問いかける。この視点が、本書を評伝でありながら評伝に収まらない作品にしている。
それはまた、現代に生きるわれわれにとっても、極めて今日的な意味があることを実感させられる。
下巻では、権力掌握から自殺まで、後半生を活写。ドイツ現代史、ナチズム研究の世界的権威による圧巻の大作。白水社創立百周年記念出版。

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