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世界はなぜ地獄になるのか

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フォーマット 書籍
発売日 2023年08月01日
国内/輸入 国内
出版社小学館
構成数 1
パッケージ仕様 新書
SKU 9784098254576
ページ数 288
判型 新書

構成数 : 1枚

はじめに リベラル化が生み出した問題を、リベラルが解決することはできない

PART1 小山田圭吾炎上事件
プロモーションのためのインタビュー/いじめはエンタテインメント?/なぜインタビューを受けたのか/教室にロボパーが現われる/意図的に編集された発言/友情ではないが交流はあった/「全裸でグルグル巻にしてウンコ食わせて」/無責任な若者代表/「事実」をめぐる問題/「障害」はなぜ消えたのか/許されない発言/では、どうすればよかったのか

PART2 ポリコレと言葉づかい
「それって侮辱じゃないのかい」事件/ポリコレはグローバル空間のルール/身体的暴力から心理的暴力へ/日本は「さん」づけでアメリカは呼び捨て/敬語を使うと失礼になる場合/外国人の上司や同僚をどう呼ぶのか/日本語は身分制から生まれた/「連絡させていただきます」は誤用/敬意がどんどんすり減っていく/言葉で相手に触れるというタブー/ネットに跋扈する「敬語警察」/ヨーロッパ人の祖先はアーリア?/「white(白人)」はなぜ小文字なのか/黒人やアジア系はPOC/シスジェンダーとトランスジェンダー/性的少数者の呼称が長くなる理由/「障害」は差別用語なのか/言葉の言い換えでは解決しない問題/言葉は権力

PART3 会田誠キャンセル騒動
四肢を切断された全裸の美少女/プラットフォームへの抗議/芸術家はなぜ「芸術」を擁護したのか/「日本画」は日本固有の絵画ではない/「変態」でオリエンタリズムを乗り越える/なぜ少女の四肢を切断したのか/天皇の写真を燃やす表現の自由はあるのか/終わりのない罵詈雑言の応酬

PART4 評判格差社会のステイタスゲーム
健康格差はなぜ生じるのか/ステイタスが低いと死んでしまう/日本では中間管理職の死亡率がもっとも高い/ステイタスを感知する超高精度のソシオメーター/ストレスが脳の自己免疫疾患を引き起こす/権威による支配は嫌われる/「正義というエンタテインメント」を楽しめる美徳ゲーム/推しはアイデンティティ融合/自尊心を守るための陰謀論/「意識高い系(ウォーク)」は不満だらけのエリートなりたがり/死ぬまで続く残酷なゲーム/SNS時代の赤の女王/なぜAV女優になりたがるのか/ステイタスゲームに攻略法はない/社会的地位とアイデンティティのねじれた関係

PART5 社会正義の奇妙な理論
ギャングに売られた北朝鮮の少女/「北朝鮮は本当に狂っていた。でも、このアメリカほどではなかった」/リベラルな知識人はなぜキャンセルされたのか/「傷つけられない権利」は基本的人権/リベラルな大学ほどキャンセルの嵐が吹き荒れる/白人は「生まれる前から」レイシスト?/リベラルな白人による無意識の人種差別/日本人は原理的に「レイシスト」にはならない?/マイクロアグレッション/インターセクショナリティ/学術誌に掲載されたデタラメ論文/《理論》の源流はフーコーとデリダ/ポストモダン思想の二度の転回/肥満は自己責任なのか/マイノリティはつねに正しく、マジョリティはつねに間違っている

PART6 「大衆の狂気」を生き延びる
キャンセルされた、世界でもっとも有名な作家/男と女は連続体/ブルーガールとピンクボーイ/TERF問題の核心/自分に向けた女性への愛/不都合な理論/トランスジェンダーを否定するレズビアンのフェミニスト/トランスジェンダー問題/平等・公平・公正/赤ちゃんの正義感覚/保守もリベラルも社会正義を求めている/「人種や性別で他人を判断してはならない」という差別/あまりにも高いハードル/他者とのコミュニケーションから撤退する/まともなひとは歴史問題で外国人を批判しない/個人は国家の過去の加害行為に責任を負うべきか/国民には、国家の過去を謝罪する権利はない/道徳的個人主義と共同体主義/真理を独占する者たち/頭のなかのおしゃべりがあふれ出す/「極端な人」に絡まれないためには/キャンセルカルチャー産業

あとがき ユーディストピアにようこそ

PART5 社会正義の奇妙な理論
ギャングに売られた北朝鮮の少女/「北朝鮮は本当に狂っていた。でも、このアメリカほどではなかった」/リベラルな知識人はなぜキャンセルされたのか/「傷つけられない権利」は基本的人権/リベラルな大学ほどキャンセルの嵐が吹き荒れる/白人は「生まれる前から」レイシスト?/リベラルな白人による無意識の人種差別/日本人は原理的に「レイシスト」にはならない?/マイクロアグレッション/インターセクショナリティ/学術誌に掲載されたデタラメ論文/《理論》の源流はフーコーとデリダ/ポストモダン思想の二度の転回/肥満は自己責任なのか/マイノリティはつねに正しく、マジョリティはつねに間違っている

PART6 「大衆の狂気」を生き延びる
キャンセルされた、世界でもっとも有名な作家/男と女は連続体/ブルーガールとピンクボーイ/TERF問題の核心/自分に向けた女性への愛/不都合な理論/トランスジェンダーを否定するレズビアンのフェミニスト/トランスジェンダー問題/平等・公平・公正/赤ちゃんの正義感覚/保守もリベラルも社会正義を求めている/「人種や性別で他人を判断してはならない」という差別/あまりにも高いハードル/他者とのコミュニケーションから撤退する/まともなひとは歴史問題で外国人を批判しない/個人は国家の過去の加害行為に責任を負うべきか/国民には、国家の過去を謝罪する権利はない/道徳的個人主義と共同体主義/真理を独占する者たち/頭のなかのおしゃべりがあふれ出す/「極端な人」に絡まれないためには/キャンセルカルチャー産業

あとがき ユーディストピアにようこそ

  1. 1.[書籍]

社会正義はめんどくさい。
人種や性別、性的指向などによらず、誰もが「自分らしく」生きられる社会は素晴らしい。だが、光が強ければ強いほど、影もまた濃くなる。
「誰もが自分らしく生きられる社会」の実現を目指す「社会正義(ソーシャルジャスティス)」の運動は、キャンセルカルチャーという異形のものへと変貌していき、今日もSNSでは終わりのない罵詈雑言の応酬が続いている──。
わたしたちは天国(ユートピア)と地獄(ディストピア)が一体となったこの「ユーディストピア」をどう生き延びればよいのか。ベストセラー作家の書き下ろし最新作。

作品の情報

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著者: 橘玲

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