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国家がなぜ家族に干渉するのか 法案・政策の背後にあるもの

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フォーマット 書籍
発売日 2017年09月30日
国内/輸入 国内
出版社青弓社
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784787234216
ページ数 176
判型 46

構成数 : 1枚

序章 なぜ家族に焦点が当てられるのか 本田由紀
1 家族と国家
2 現状の異常さ
3 その背景にあるもの――一九九〇年代からの布石
4 政権奪回後の自民党政治の性質
5 教育をめぐって起きていること
6 本書の構成

第1章 家庭教育支援法について 二宮周平
1 本法案の概要と問題点
2 文科省が実施する家庭教育支援の推進
3 二〇〇六年法の精神
4 比較の視点――子どもの権利条約と地方公共団体の家庭教育支援条例

第2章 親子断絶防止法について 千田有紀
1 諸外国での動き
2 日本での動き
3 親子断絶防止法について

第3章 経済政策と連動する官製婚活 斉藤正美
1 官製婚活がいつから始まったのか
2 どうして官製婚活政策が広がったのか
3 官製婚活は、いまどうなっているのか
4 今後、何が広がっていくか

第4章 自民党改憲草案二十四条の「ねらい」を問う 若尾典子
1 日本国憲法二十四条への攻撃
2 改憲草案前文と「家族保護」規定
3 改憲運動にとっての改憲草案二十四条の役割
4 世界人権宣言十六条との比較

終章 イデオロギーとしての「家族」と本格的な「家族政策」の不在 伊藤公雄
1 家族の自立と家族の保護
2 イデオロギーとしての「家族主義」
3 「家族主義」のパラドクス
4 家族教育支援法
5 「家族は一体イデオロギー」と親子断絶防止法

  1. 1.[書籍]

自民党政権の家族政策である家庭教育支援法案、親子断絶防止法案、自民党の憲法改正草案(24条改正)、官製婚活などを検証して、諸政策が家族のあり方や性別役割を固定化しようとしていることをあぶり出す。日本の右傾化を問ううえでも重要な一冊。

作品の情報

メイン
アーティスト: 本田由紀伊藤公雄

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