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友情の哲学

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フォーマット 書籍
発売日 2018年04月25日
国内/輸入 国内
出版社作品社
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784861826924
ページ数 200

構成数 : 1枚

プロローグ 友情という承認の形

第I部 友情の原理
第1章 友情とはどのような関係か
1 アリストテレスに問い合わせる
2 真/偽の友情、完全/不完全な友情
3 友情の四つの構成成分
4 友情ではない関係

第2章 (なぜ)私たちは友達を必要とするのか
1 「必要」としての友情
2 「友達がいない」ことと「幸福である」ことは両立するか
3 神ならぬ存在としての人間

第3章 友達を必要とするのは弱い人か
1 友達を必要とするのは自立していない人か
2 私に友達が少ないのはカントのせいか
3 「自足」と「自立」
4 「自立」と「自律」
5 普遍性という問題

第4章 友情はもっぱら倫理学の問題か
1 カントの友情論の場所
2 普遍性と個別性
3 倫理学から美学へ

第5章 友達は多ければ多いほどよいのか
1 なぜ友達の数が問題になるのか
2 唯一無二の親友という間違った理想
3 たくさんの友達という間違った理想

これまでのまとめ

第II部 変化の中の友情
第6章 時間と友情
1 時間が友情を壊すということ
2 フーコーのぼやき
3 友情は若者の専売特許か
4 高齢化社会における友情
5 年齢差と友情

第7章 セクシュアリティと友情
1 「男と女の間にも友情は可能か」という問い
2 性愛と友情は両立しないのではないか
3 性意識の変化
4 新しい「生の形」の発明

第8章 家族と友情
1 家族を論じることの難しさ
2 高齢化社会の中の家族
3 家族という制度そのものの不安定化(流動化)
4 友達のような家族関係

第9章 ジェンダーと友情
1 友情は男の世界か
2 女同士の友情の時代
3 他者の欲求を繊細に受け止めること
4 人目を気にするということ
5 男おひとりさまの友情

第10章 SNSの世界の友情
1 SNSの世界の友達の数
2 SNSの世界の友達とは観客である
3 SNSの世界の公開性
4 「承認をめぐる闘争」でsocialであること

エピローグ 必要・中間性・緩さ

あとがき
参照文献

索引

  1. 1.[書籍]

「友達」との関係は、もっと緩やかでいいはずだ。

人びとの生き方が多様化し、SNSが日常化した社会の中で、私たちはどう歩んでいくべきか?
「友情」という承認の形に注目し、その定義から未来像まで哲学する!
*
【目次】
プロローグ 友情という承認の形
第I部 友情の原理
第1章 友情とはどのような関係か
第2章 (なぜ)私たちは友達を必要とするのか
第3章 友達を必要とするのは弱い人か
第4章 友情はもっぱら倫理学の問題か
第5章 友達は多ければ多いほどよいのか
これまでのまとめ
第II部 変化の中の友情
第6章 時間と友情
第7章 セクシュアリティと友情
第8章 家族と友情
第9章 ジェンダーと友情
第10章 SNSの世界の友情
エピローグ 必要・中間性・緩さ
あとがき
参照文献/註/索引

作品の情報

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著者: 藤野寛

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