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詳論 文化人類学 基本と最新のトピックを深く学ぶ

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フォーマット 書籍
発売日 2018年04月30日
国内/輸入 国内
出版社ミネルヴァ書房
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784623082711
ページ数 400
判型 A5

構成数 : 1枚

まえがき


第I部 基本領域

第1章 文化相対主義の源流と現代(桑山敬己)
1 文化相対主義の登場と発展
2 文化相対主義批判の古典的事例──言語相対論をめぐって
3 文化相対主義の現代的諸相
4 課題と展望

第2章 言語人類学(名和克郎)
1 前史および古典期
2 コミュニケーションの民族誌
3 現代言語人類学の展開
4 言語人類学の主張
5 課題と展望

第3章 狩猟採集社会──その歴史,多様性,現状(岸上伸啓)
1 狩猟採集社会の歴史
2 多様な狩猟採集社会
3 21世紀の狩猟採集社会──カナダ・イヌイット社会
4 狩猟採集の現代的な意義
5 課題と展望

第4章 文化と経済(山本真鳥)
1 贈与交換と互酬性
2 モラル・エコノミー
3 地域通貨
4 ジェンダーと経済
5 文化と資本主義経済
6 課題と展望

第5章 家族と親族(河合利光)
1 家族・親族研究の開始と展開
2 グローバル化の中の家族と親族
3 親族研究における西洋的二元論の克服
4 世界内存在としての身体と家族・親族
5 課題と展望

第6章 ジェンダーとセクシュアリティ(宇田川妙子)
1 ジェンダーの人類学,ジェンダー視点の人類学
2 ジェンダーとセックス
3 女性の可視化という問題
4 ジェンダーと権力
5 セクシュアリティ,トランスジェンダー,様々な性のかたち
6 課題と展望──視点としてのジェンダー

第7章 同時代のエスニシティ(綾部真雄)
1 誰がエスニックか
2 エスニシティ前夜
3 論 争
4 定義と定位
5 同時代のエスニシティ
6 課題と展望

第8章 法と人間(石田慎一郎)
1 争論の中での法の発見
2 争論を文脈化する──法との接点において働く力
3 他者を知る法理論──法のプルーラリズム/オルタナティブ
4 法の確定性を支えるメカニズム──法人類学のもう一つの筋書き
5 課題と展望──法人類学のさらなる筋書き

第9章 政治・紛争・暴力(栗本英世)
1 伝統社会の暴力と人権問題
2 東アフリカ牧畜社会の武力紛争
3 現代の民族紛争と内戦
4 課題と展望──戦争と平和という連続体

第10章 宗教と世界観(片岡 樹)
1 文化人類学と宗教
2 宗教とは何か
3 世界を意味づける
4 再び宗教とは何か
5 課題と展望

第11章 儀礼と時間(松岡悦子)
1 人類学における儀礼研究
2 リミナリティのもつ力──ヴィクター・ターナー
3 分類と境界
4 象徴研究とその先へ
5 課題と展望──グローバル社会における儀礼と政治

第12章 医療と文化(白川千尋)
1 非西洋医療への関心
2 多元的医療論
3 非西洋医療をめぐるグローバルな動向
4 病気のとらえ方
5 課題と展望

第13章 グローバリゼーションと移動(湖中真哉)
1 グローバリゼーションの人類学
2 グローバリゼーションとは何か──歴史化的転回
3 さまよえるグローバリゼーション研究──否定論的転回
4 ローカリティとフィールドの消滅──連接論的転回
5 グローバルなものとローカルなもの──存在論的転回
6 課題と展望──ポスト・グローバリゼーション的転回

第14章 開発と文化(関根久雄)

  1. 1.[書籍]

本書の目的は,文化人類学の基礎を学んだ学生を対象に,同分野をより深く掘り下げて解説すると同時に,新たな研究動向についても紹介することにある。全体を2部に分けて,第?部「基本領域」では,姉妹書の綾部恒雄・桑山敬己編『よくわかる文化人類学 第2版』(ミネルヴァ書房,2010年)の内容を詳述かつアップデートし,第?部「新たな展開」では最新の理論やテーマを取り上げる。
真剣に学びたい学生のために,学界を代表する研究者が力を結集して書いた入魂の一冊!

作品の情報

メイン
アーティスト: 桑山敬己綾部真雄

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