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| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2018年03月20日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | ミネルヴァ書房 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784623081233 |
| ページ数 | 240 |
| 判型 | A5 |
構成数 : 1枚
はじめに
第1章 21世紀型能力論と学校福祉
1 21世紀型能力論と子どものしあわせ
2 子どもの主体者形成と学校福祉
3 教育支援をめぐる多文化社会
4 学校と協働してソーシャルワークのすばらしさを伝えること
第2章 福祉教育の変遷と福祉科教育の展開から
1 戦後の福祉教育の変遷
2 道徳教育時代との関わりから
3 高校福祉科教育の歴史,実践,展望から
4 福祉教育の新たな展開——韓国の事例から
第3章 人権教育と学校における福祉
1 人権教育とソーシャルワーク
2 日本における人権教育としての同和教育
3 小川太郎の同和教育論
4 「教育革命」と呼ばれた教育実践
5 学校における福祉実現に向けた同和教育運動の示唆
第4章 学校でつくりあげる子どもの福祉
1 教育福祉論の再考から
2 教育福祉から福祉教育へ
3 地域と学校がつながりつづける
4 スクールソーシャルワーカーによる地域活動実践事例
5 子どものしあわせをめざす学校援助技術
第5章 学校保健・健康教育の発展とソーシャルワーク——健康格差を問う
1 「一校一名専任駐在制」学校看護婦(養護教諭の形成過程史)
2 安全教育とウェルビーイング,ヘルスプロモーションとの関係
3 養護教諭とスクールソーシャルワーカーのかさなりを問う
4 学校保健委員会再考
第6章 学校危機管理と学校福祉
1 学校危機とは
2 学校危機への介入
3 心理教育と教職員の対応の基本
4 トラウマインフォームドという考え方
5 学校危機対応とスクールソーシャルワーカー
第7章 特別ニーズのある子どもの授業づくりと学校福祉論の視座——「合理的配慮」と「補償」的アプローチを超えて
1 「特別支援」概念の再検討
2 日本の特別支援教育の発展と学校ソーシャルワークの課題
3 社会的な経験の差が学力差となる実相
4 「ソーシャルワーク」を広くとらえる
5 学習困難児の「学び」と「学校福祉」の接点
6 特別ニーズのある子どもたちを含めた学校福祉論の展望
第8章 切れ目のない発達保障と学校福祉——乳幼児期と学齢期のインターフェイス
1 子ども前期の教育とケアの変遷——就学前教育と子ども家庭福祉の観点から
2 保幼小連携の現状と課題——接触面(インターフェイス)における円滑な接続(アーティキュレーション)
3 子ども前期の学校福祉論
第9章 Sozialpädagogik/社会的教育学から学校福祉論を再考する
1 Sozialpädagogikの歴史と理論
2 日本における社会教育と教育福祉論
3 日本における子どもの第三の居場所づくり活動の動向
4 社会的教育学の観点から学校福祉を問い直す
補論1 青年期の課題と学校福祉——ユースソーシャルワークの今後
1 「活用」の主体は誰なのか
2 青年期を取り巻く根本的な課題への理解
3 ユースソーシャルワーカーの創出
4 「自立支援チーム」の施策化
5 ユースソーシャルワーカーの職務パターン
6 「校内ユースワーク」の実践事例
7 「主権者形成」と「探索期」ユースソーシャルワーカーのめざすもの
補論2 包摂でデザインする平和な社会——ノルウェーからの学びを通じて
1 子どもがつくる今日という日
2 福祉(しあわせ)に基づく「形成」の保障
3 支援職としての教師
4 市民参加のカリキュラム改訂で社会問題を予防・改善
5 共通項を見出し,違いから学び合う「包摂」の学校
索 引
スクールソーシャルワーカーの活用論や、啓発・方法技法論ではない、学校教育領域からの発信。子ども家庭福祉や地域福祉と学校教育を切り結ぶ専門領域として「学校福祉論」を理論的に構築し、実践方法論を提案する。

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