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宗教と開発の人類学 グローバル化するポスト世俗主義と開発言説

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フォーマット 書籍
発売日 2019年06月07日
国内/輸入 国内
出版社春風社
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784861106514
ページ数 448
判型 46

構成数 : 1枚

序章 宗教と開発をめぐる新展開―ポスト世俗化時代の人類学に向けて(石森大知)

第I部 宗教と世俗関係の生成・揺らぎ
第1章 開発実践からみた宗教と世俗の境界―現代タイの上座仏教僧によるヘルスケア活動の現場から(岡部真由美)
第2章 関与と逃避の狭間で―ミャンマーにおける出家者の開発実践の変遷と行方(藏本龍介)
第3章 「社会的想像」のなかの「教会」「首長」「政府」―サモア独立国の自殺防止活動を事例とした世俗化をめぐる議論の再検討(倉田誠)
第4章 マングローブ岸の回心とコミットメント―フィジーにおけるダク村落事業からみたオセアニア神学(丹羽典生)

第II部 ソーシャル・キャピタルとしての宗教
第5章 宗教とソーシャル・キャピタル論の再検討―ソロモン諸島における教会主導の植林プロジェクトの顛末(石森大知)
第6章 自己のためか、他者のためか―タイ南部インド洋津波被災地におけるタブリーグの支援活動をめぐって(小河久志)
第7章 貧困地域におけるキリスト教の社会運動の展開―釜ヶ崎キリスト教協友会を事例に(白波瀬達也)

第III部 宗教の公共性をめぐる諸相
第8章 ムスリムによる公益活動の展開―中国雲南省昆明市回族社会の事例から(奈良雅史)
第9章 中国のチベット社会における僧院と教育―多面化する「世俗」のなかで(小西賢吾)
第10章 より良き生を求めて―インドにおける「不可触民」の解放実践と仏教(舟橋健太)
第11章 女神に付与された複数の公共性―北インドの宗教的な慈善団体とヒンドゥー寺院 (田中鉄也)

あとがき
執筆者紹介
索引

  1. 1.[書籍]

教育・医療・福祉の各分野から社会全体の変革まで、宗教団体や宗教者による開発への関与が顕在化する現代。宗教は一方で人々を結びつけ、他方で引き離す。アジアとオセアニアにおける開発の現場から、宗教と開発の関係を問い直す。

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