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子ども家庭福祉学序説 実践論からのアプローチ

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フォーマット 書籍
発売日 2019年09月20日
国内/輸入 国内
出版社誠信書房
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784414601619
ページ数 358
判型 A5

構成数 : 1枚

はしがき

序章 子ども家庭福祉学とは何か
第1節 社会福祉学とは何か
第2節 子ども家庭福祉学とは何か
第3節 子ども家庭福祉の構成要素とその円環的前進

第1章 子どもの特性と子ども家庭福祉における配慮
第1節 「子ども」(Child)とは何か
第2節 子どもの身体的・心理的・社会的特性と子ども家庭福祉ニーズ
第3節 子どもの発達と子ども家庭福祉上の配慮
第4節 子どもの発達と支援

第2章 社会のありようと子ども家庭福祉ニーズ
第1節 社会のありよう
第2節 福祉ニーズとは何か
第3節 子ども家庭福祉ニーズの諸相
第4節 子ども家庭福祉ニーズを考える

第3章 社会福祉の理念と子ども家庭福祉
第1節 福祉的行為を成り立たせる基本原理
第2節 福祉社会を目指す基本理念

第4章 子どもの最善の利益
第1節 子どもの最善の利益の系譜
第2節 わが国における子どもの最善の利益
第3節 改めて子どもの最善の利益を考える

第5章 子ども家庭福祉供給体制の諸相
第1節 子ども家庭福祉供給体制1──措置制度から社会福祉基礎構造改革へ
第2節 子ども家庭福祉供給体制2──供給体制の構造
第3節 新たな子ども家庭福祉供給体制を考える論点
第4節 個別の論点

第6章 子ども家庭福祉供給体制と地域包括的・継続的支援
第1節 子ども家庭福祉供給体制の系譜と到達点
第2節 これからの子ども家庭福祉供給体制

第7章 子ども家庭福祉における地域子育て家庭支援の理念と原理
第1節 地域子育て家庭支援の定義
第2節 地域子育て家庭支援の背景──子どもの発達と親の状況から
第3節 地域子育て家庭支援の理念と原理ならびに今後の方向

第8章 子ども家庭福祉制度
第1節 制度と方法の統合についての考察
第2節 子ども家庭福祉制度の枠組み──私的責任,社会的責任,公的責任
第3節 子どもの権利擁護

第9章 子ども家庭福祉相談援助と専門職
第1節 子ども家庭福祉援助における専門性の諸相
第2節 ソーシャルワークとケアワーク
第3節 子ども家庭福祉相談援助の特性と方法,過程
第4節 児童福祉施設における子ども家庭福祉援助活動
第5節 専門職論──保育士の保育相談支援の専門性をめぐって

補章 仏教の視点から考える社会福祉の可能性
第1節 はじめに──社会福祉の意義と仏教
第2節 現代の社会福祉が直面している課題
第3節 共生について
第4節 ソーシャル・インクルージョンと共生
第5節 共生社会創出のための「共生」概念の可能性──仏教社会福祉の視点から
第6節 仏教の教義と社会福祉の理念──浄土教の教義から
第7節 仏教から社会福祉を照射する
第8節 「淑徳の福祉」と共生
第9節 おわりに

文献
初出一覧
あとがき

  1. 1.[書籍]

子ども家庭福祉に関する臨床、政策立案、福祉経営に長年携わってきた著者による渾身の書き下ろし。福祉は、政策が出され、制度ができ、実践方法へと落とし込まれる。この政策と実践方法は、制度を接点として対峙と調和を繰り返し、その過程の考察が理念となり、さらに福祉を進展させていく。本書は「理念、制度、方法の円環的前進」の法則性を打ち出し、これらを一体的に検討するなかで、社会福祉学の一分野論を体系化し、「学」として再構築する意欲作。

作品の情報

メイン
著者: 柏女霊峰

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