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「孤独な育児」のない社会へ 未来を拓く保育

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フォーマット 書籍
発売日 2019年11月21日
国内/輸入 国内
出版社岩波書店
構成数 1
パッケージ仕様 新書
SKU 9784004318163
ページ数 248
判型 新書

構成数 : 1枚

はじめに


I 子育ての現場で何が起きているのか

1 保育所に入れない
二万人の「待機児童」,六万人の「隠れ待機児童」/増え続ける認可施設/二〇世紀的な仕組みの象徴「利用調整」/福祉行政にくわしい人も困惑

2 退園をめぐる対立の幕開け
時代に逆行したルール/「育休退園ルール」ができた理由/所沢で,なぜ/憤る妊婦たち/保育士たちの落胆/育児は孤独/周知が不充分/一〇〇点加算と特別預かり事業/反故にされた「一五年前の約束」/保護者と保育者が話し合う場

3 弁護団や市の幹部の思い
弁護団の作戦/「少子化だから整備は慎重に」/市の保育担当幹部は/ルール導入の周知は,なぜ遅れたのか/保育所の役割とは

4 立場を超えた悩み
ベテラン園長の思い/イクメン・パパの動揺/ワンオペ育児の孤独/政府にも戸惑い/やっと開かれた説明会/国の方向とのズレ/保護者の懸念と「三歳児神話」/子どもたちの不安


II 社会のなかの保育園

1 保育所が作れない
再燃した待機児童問題/二〇一三年の「保育園一揆」/リーダーの思い/区長の決意/「ここに保育所なんていらない」/保育所問題はヒトゴト/横たわる溝/「夢のない設計」/反対派によるシンポジウム

2 リエさんの「孤独な育児」体験
退園と復帰/突然の通告/「お母さんと一緒」がベストなのか/一か月間の退園生活/地裁は退園を執行停止/注目された判決/「所沢効果」

3 家庭保育室への"飛び火"
家庭保育室とは/三歳になったら認可保育所へ/住民集会/家庭保育室の利用者の思い/所沢から国会へ/ベテラン市議の見方/ナツミさんの発見


III 孤独な育児

1 子育ての孤独と産後うつ
産後うつの実状/二〇年前からの異変/産後の四人に一人は,うつ的症状/世田谷区の産後ケアセンター/ヘルパー派遣開始/産後の三大危機

2 課長の発見
激動の一年/退園ルールから見えてきたこと/保育所は「唯一の地域コミュニティ」/増える行政コストと「選択制」/厚労省にも「想定外」/モヤモヤの幕引き

3 二年目のひずみ
一,二歳児クラスで「産み控え」/退園に揺れるミホさん/「子育て世代の人口が流出」の報道

4 保護者たちの声
聞き取り調査/「専業主婦モデル」の孤独


IV 未来に向けて

1 保育制度のための請願
請願,提出へ/市議会の空気/ケンタさんの思い/つながりを失う子育て/採択後の市議たち/子育ての社会化

2 見えてきた可能性
幼稚園の保育進出/日南市の"スーパーこども園"/幼稚園園長たちの危機感/「待機児童ゼロ」を達成した杉並区/保護者の変化

3 三年の総括
育休退園は定着したか/保育者の戸惑い/ママ職員の育休退園経験

4 "育休退園"での教訓と,これからの課題
孤独という現実/待機児童問題を超えて――改革への四つの課題


おわりにかえて――未来を拓く保育
保育をめぐる混乱と育児の孤立/世界の潮流は/「家族にやさしい政策」と保育/すべての子どもに保育を

  1. 1.[書籍]

ワンオペ育児、産後うつ、他の子どもと接する機会の少ない今の子どもたち……。家族の形も変わるなか、「孤独な育児」が日常化している。保育所やこども園は大きな支えになるのに、育休中の退園ルールや保育所建設反対はなぜ起きるのか。現場を長年取材した著者が各地で直面している課題を明らかにし、今後に向けて提言する。

作品の情報

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著者: 榊原智子

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