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| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2019年10月18日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | ミネルヴァ書房 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784623087310 |
| ページ数 | 268 |
| 判型 | A5 |
構成数 : 1枚
はしがき
主要略語一覧
第I部 冷戦後のヨーロッパ安全保障の基本的枠組み
第1章 冷戦の終焉とヨーロッパの新秩序構築(広瀬佳一)
1 冷戦の終焉
2 NATOの機能拡大
3 ボスニア紛争
4 ボスニア紛争のヨーロッパ安全保障にとってのインプリケーション
Column1 ヨーロッパの徴兵制
Column2 パートナーシップの拡大と深化
第2章 NATOの危機管理(篠崎正郎)
1 ヨーロッパ周辺での危機管理
2 9.11テロとNATOのグローバル化
3 NATOをめぐる様々な分断
4 リビア介入とNATO
Column3 エア・パワーのみによる戦争?
第3章 NATOの軍事機構・戦力の変容(小川健一)
1 軍事機構・戦力整備の指針としての戦略概念
2 危機管理活動を担う通常戦力
3 米欧間の「くさび」としての核戦力
4 ミサイル防衛(MD)への取組み
Column4 ドイツ空軍のトーネード後継機問題
第4章 NATOの拡大(広瀬佳一)
1 拡大の歴史的位相
2 冷戦後の第1次拡大
3 冷戦後の第2次拡大
4 さらなる拡大の可能性
5 未完の拡大
Column5 NATO拡大でロシアはアメリカに「欺かれた」のか
第5章 EUによる安全保障(小林正英)
1 EU安全保障の現在地
2 欧州安全保障統合
3 EU軍事的安全保障政策構築の隘路
4 オペレーションの展開
5 「砂塵に消えた」EU-NATO関係
Column6 EUによる安全保障の「顔」
第II部 ポスト2014年のヨーロッパ安全保障
第6章 クリミア併合とヨーロッパ安全保障(湯浅 剛)
1 グローバル政治の変動とウクライナ危機
2 危機の展開と背景
3 ウクライナ国家の脆弱性と危機
4 和平に向けた国際社会の努力と限界
5 変化する国際秩序の中での多難な国家形成
Column7 サアカシュヴィリという生き方
第7章 変化する安全保障環境とエストニア(小森宏美)
1 エストニアに脅威は迫っているのか
2 「ロシア的世界」とエストニア
3 不確実化するエストニア政治
Column8 バルト三国とロシアの国境問題
第8章 取り残されたヨーロッパとしての西バルカン(中村健史)
1 西バルカン3カ国のEU・NATO加盟とは
2 西バルカン3カ国とEU・NATOとの関係深化
3 EU・NATO加盟へ向けた課題
4 不透明な統合の行方
Column9 時代とともに変化する「西バルカン」
第9章 トルコの安全保障政策とNATO(今井宏平)
1 トルコの伝統的な安全保障観
2 トルコのNATO加盟
3 国内の脅威としてのPKK
4 安全保障の重要性が相対的に低下した2000年代
5 シリア難民・IS・テロに揺れるトルコ
6 ポスト冷戦期におけるトルコとNATOの関係
7 トルコの長距離防空・防衛システム導入問題
8 安全保障化とアメリカ・ロシアの関係
Column10 国家安全保障大綱
第10章 ヨーロッパ安全保障とロシア(小泉 悠)
1 ヨーロッパの安全保障におけるロシアの位置づけ方
2 「主権」と「勢力圏」からみるロシアの介入意図
3 ヨーロッパ正面におけるロシアの対外介入能力
4 ヨーロッパの安全保障に対するロシアの脅威
Column11 ロシア軍の近代化プログラム
第11章 EUの安全保障・防衛政策の新たな展開(東野篤子)
1 2014年以降のEU安全保障の制度的発展
2 ブレクジットがヨー<...
ヨーロッパの安全保障は、国際機構の協調がみられた90年代に比して、今や混迷の状況にある。本書は、冷戦後のNATOの機能的・地理的拡大、EUの安全保障といった基本枠組みを詳解した上で、2014年以降のロシアのクリミア編入からウクライナ紛争、バルト諸国、西バルカン諸国の問題など、続発する新たな課題を取り上げ、ヨーロッパの安全保障の課題とその要因は何かを捉え、今後の展開を読む。

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