J-Pop
CDアルバム

J.I.

5.0

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フォーマット CDアルバム
発売日 1996年03月27日
国内/輸入 国内
レーベルUNIVERSAL MUSIC
構成数 1
パッケージ仕様 -
規格品番 TOCT-9413
SKU 4988006131125

構成数 : 1枚

  1. 1.[CDアルバム]

作品の情報

メイン
アーティスト: 稲垣潤一

オリジナル発売日:1983年09月01日

メンバーズレビュー

2件のレビューがあります
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何を今さら”稲垣潤一”といった感じもするが、春になり、「April」で元気をもらい、梅雨時になれば「雨のリグレット」で感傷に浸っていると、瞬く間に夏がやって来る。
稲垣潤一のアルバムといえばどれも平均点以上だが、最上級の”夏モノ”が2曲も収められている本作は、ビーチクラブ会員にとっては特別な1枚だ。ヒットした哀愁の「夏のクラクション」は"夏歌"の定番中の定番なので、ここはもう一つの佳曲「夏の行方」をプッシュしたい。
”夏”といっても風向きが少し変わった9月の午後の唄なのだが、地球温暖化の影響もあって9月でも季節は思いっきり”夏”だ。アルバムでもクラクションを鳴らす前にクレジットされている。個人的には”リグレット”に匹敵する松尾一彦の傑作だと思っている。フラットにナビゲートする視界良好なビートの刻み、ペパーミントの風のような清涼感のあるメロディ、夏の終わりと恋の終わりがシンクロする甘酸っぱい歌詞、失恋の感傷を抑えたウェットでハイトーンな歌声、…すべてが完璧にブレンドされて、このセンチメンタルなのにとても爽やかな佳曲が作られている。
夏の名残りをスケッチした秀作としては、伊勢正三の「9月の島」、風(大久保一久)の「トパーズ色の街」、大江千里の「渚のOne-Side Summer」や杏里の「Remember Summer Days」、村田和人の「夏を忘れた瞳に」や安部恭弘の「優しい最後の夏」などがある。どれも”晩夏”というよりも”残暑”といった感じの季節感が心地よい。"夏"は永遠に終わらない。
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