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議会制民主主義の活かし方 未来を選ぶために

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フォーマット 書籍
発売日 2020年05月29日
国内/輸入 国内
出版社岩波書店
構成数 1
パッケージ仕様 新書
SKU 9784005009183
ページ数 238
判型 新書

構成数 : 1枚

プロローグ 若い世代も政治の当事者です
1.一五歳の涙
2.少女の怒り
3.路上で異議を申し立てる若者
4.主権者は政治の当事者
5.若者の可能性が未来を変える
6.本書の構成


第I部 歴史から学ぶ議会制民主主義

第1章 生成
1.議会はどのように生まれたのか
2.「議会制」と「民主制」の対立
3.少数者に委ねられた「国民の」政治

第2章 栄光と凋落
1.選挙権の拡大
2.「議会制」と「民主制」の接合
3.議会制民主主義の危機

第3章 日本国憲法における議会制民主主義のメカニズム
1.日本国憲法の制定
2.日本国憲法における国会中心主義のメカニズム
3.日本国憲法の「国民の政治」の性能


第II部 有権者の意思表明のツールとしての選挙制度

第4章 メンバーシップとしての選挙権
1.選挙権と成年
2.選挙権が保障されていることの意味
3.棄権は「危険」
4.一人一票と投票価値の平等

第5章 選挙制度を疑う
1.衆議院議員の選挙制度
2.参議院議員の選挙制度
3.「民意の適確な反映」と女性議員率
4.多数決が多数意見を尊重する?


第III部 議会制民主主義におけるアクター間の相互作用

第6章 有権者はどのように議員を選ぶのか
1.有権者の政治的リテラシー
2.選挙運動
3.マスメディアによる選挙報道

第7章 国会と内閣をめぐるルール
1.国会の審議
2.政府行政監視機能
3.強い内閣—壊れた均衡

第8章 プラットフォームが壊れる
1.不誠実な答弁
2.官僚機構のほころび
3.言論空間の歪み

エピローグ 自分の未来は自分で決める—議会制民主主義を恢復する
1.「よきにはからえ」で、どうなった?
2.何が起きているのかを知る
3.通訳者としての議員
4.循環プロセスとしての議会制民主主義
5.政治回路の複線化
6.「みんなで決める政治」を動かす


エンタメ・読書案内
あとがき

  1. 1.[書籍]

議会制民主主義とは、選挙で有権者が代表者を選び、選ばれた者たちが審議・決定したことを政府が実行するシステム、つまり「みんなで決める政治」のこと。有効に機能させるには、投票への参加が重要になる。有権者として今、未来をより良いものにするには、どのように使いこなせばいいのか。その成立過程から見直し、提言する。

作品の情報

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著者: 糠塚康江

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