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フォーマット 書籍
発売日 2020年04月18日
国内/輸入 国内
出版社岩波書店
構成数 1
パッケージ仕様 文庫
SKU 9784006004217
ページ数 502
判型 文庫

構成数 : 1枚

凡 例
引用文献


ミ ル
講義I 効用についてのミルの考え方
第一節 序言——ジョン・ステュアート・ミル
第二節 ミルの功利主義の一つの読み方
第三節 究極目的としての幸福
第四節 明確な選好の基準
第五節 明確な選好の基準についてのさらなるコメント
第六節 ミルの根底にある心理学
講義II 正義についてのミルの説明
第一節 ミルに対する私たちのアプローチ
第二節 ミルによる正義の説明
第三節 道徳における正義の位置
第四節 ミルにおける道徳的権利の特徴
第五節 ミルの二面的基準
第六節 他者と結びつこうとする欲求
講義III 自由原理
第一節 『自由論』(一八五九年)の問題
第二節 ミルの原理についての予備的な論点
第三節 ミルの述べる自由原理
第四節 自然権(抽象的権利)について
結 論
講義IV 全体として見たミルの教説
第一節 序 論
第二節 ミルの教説の枠組み
第三節 人類の恒久的利益の最初の二つ
第四節 他の二つの恒久的利益
第五節 明確な選好の基準との関係
第六節 個性との関係
第七節 卓越主義的な価値の位置
補遺 ミルの社会理論についての意見


マルクス
講義I 社会システムとしての資本主義に関するマルクスの見解
第一節 はじめに
第二節 社会システムとしての資本主義のいくつかの特徴
第三節 労働価値説
補 遺
講義II 権利と正義についてのマルクスの構想
第一節 正義についてのマルクスの見解におけるパラドックス
第二節 法律的構想としての正義
第三節 マルクスは資本主義を不正義として非難している
第四節 分配についての限界生産性理論との関係
第五節 価格のもつ配分的役割と分配的役割
講義III マルクスの理想——自由に連合した生産者たちの社会
第一節 正義についてのマルクスの考えは一貫しているか
第二節 なぜマルクスは正義についての考えを明示的に議論しないのか
第三節 イデオロギー意識の消滅
第四節 疎外のない社会
第五節 搾取の不在
第六節 完全な共産主義——社会主義の初期の欠陥の克服
第七節 完全な共産主義——分業の克服
第八節 共産主義の高次の段階とは正義を超えた社会なのか
むすび


補 遺
ヘンリー・シジウィック四講
第一講 シジウィック『倫理学の方法』
第一節 はじめに
第二節 『倫理学の方法』の議論の構造
第二講 正義と古典的効用原理についてのシジウィックの見解
第一節 正義についてのシジウィックの説明
第二節 古典的効用原理についての説明
第三節 効用の個人間比較(IP比較)についてのコメント
第四節 合理的な倫理学の方法の第一原理として見た場合の効用原理の特徴
第五節 説明のための事例としての自然的自由に対する批判
第六節 効用原理の定義についての補足
第三講 シジウィックの功利主義
第一節 功利主義についての序論
第二節 古典的効用原理についての説明(シジウィック)
第三節 効用の個人間比較についてのいくつかのポイント
第四節 個人間比較の十分な測定単位にとっての哲学的な制約
第五節 最大多数の最大幸福、な

  1. 1.[書籍]

ロールズが退職するまで三十年間ハーバード大学で行った「近代政治哲学」講座の講義録。自らの〈公正としての正義〉という構想に照らして、リベラリズムの伝統をつくった八人の理論家(ホッブズ、ロック、ヒューム、ルソー、ミル、マルクス、シジウィック、バトラー)を取り上げて解説する。『正義論』読解に不可欠の書。

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