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| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2020年06月09日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 岩波書店 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784002710273 |
| ページ数 | 72 |
| 判型 | A5 |
構成数 : 1枚
はじめに
I 加害者家族が経験すること
事例から考える支援のあり方/加害者家族の仕事への影響/加害者家族が背負う経済的負担/「加害者家族支援」とは何か
II 加害者家族と刑事司法
加害者家族と冤罪/事情聴取への向き合い方/家族の知る権利とは/真相に接近するための情状鑑定/家族だけが更生の支え手か/受刑者家族の権利
【コラム】加害者家族の責任とは何か
III 加害者家族とメディア
報道被害の実態/微罪報道の曖昧な基準/加害者家族の謝罪会見の意味は?/知る権利に資する犯罪報道とは/声を上げる米国の加害者家族/加害者家族の多様性
IV 加害者家族の現状と支援に向けて
加害者家族支援の誕生と発展/加害者家族支援の国際比較/加害者家族は「隠された被害者」/家族連帯責任による犯罪抑止効果は期待できるか/家族神話の限界/パターナリスティックな介入は支援と呼べない/加害者家族と地域/犯罪に巻き込まれた人々の支援へ/社会の責任とは何か
おわりに
参考文献
軽微な犯罪から重大事件まで、被害者と加害者が生まれる狭間で、時にバッシングの矢面に立ち、助けもなく放置される「加害者家族」。家族ゆえに連帯責任を問われることも多い。支援団体を設立し10年になる著者が、豊富な実例に基づき、かれらの置かれる苦境やプライバシー問題など、海外との比較を踏まえ、支援の必要性を訴える。

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