| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2020年03月26日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 岩波書店 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784000099288 |
| ページ数 | 338 |
| 判型 | A5 |
構成数 : 1枚
はしがき
序 章 超長期で見た日本の経済成長の特徴
1 人口1人当たりGDPの700年
2 日本のキャッチアップの特徴
3 平均余命と教育年数
4 個人間および地域間の経済格差
5 アジアにおける小分岐と日本の近代的成長の初期条件
第1章 供給側から見た成長の源泉──1885‐2015年
1 主な先行研究と本章における成長会計分析の方法
2 成長会計分析に利用したデータ
3 長期成長会計分析の結果
4 英米の経済成長との比較
5 レベル会計分析による日英比較
6 日本の産業構造変化──経済理論と国際比較
第2章 均衡成長と趨勢加速──1868─1913年
1 近代的成長の初期条件と世界経済の状況
2 マクロ経済の推移──物価・国内総支出・GDPギャップ
3 世界経済史から見た日本の国内総支出構成の特徴
4 産業構造の変化と生産性の上昇
5 労働生産性地域間格差の推移
第3章 不均衡成長──1914‐1940年
1 海外諸国と比較した日本の経済成長
2 不安定なマクロ経済
3 工業の急速な発展と貿易構造の変化
4 供給側から見た労働生産性上昇の源泉
5 深刻な地域間経済格差の継続
第4章 敗戦と高度成長──1941‐1970年
1 戦時経済・敗戦・復興
2 高度成長期の成長会計分析
3 何が急速な資本蓄積を持続させたか
4 産業構造変化に需要が果たした役割
5 地域間経済格差縮小のメカニズム
第5章 安定成長から長期停滞へ──1971‐2018年
1 高度成長から安定成長,そして長期停滞へ
2 貯蓄超過問題
3 供給サイドから見た経済成長減速の原因
4 資本蓄積はなぜ減速したか
5 製造業の長期的動向
6 貿易摩擦および生産の海外移転と新しい国際分業の進展254
7 全要素生産性(TFP)の停滞──製造業に関する分析
8 全要素生産性(TFP)の停滞──非製造業に関する分析
終 章 停滞脱出への方策
1 長期停滞の現状
2 労働生産性引き上げの余地
参考文献
索 引
近年の経済推計プロジェクトにより、明治から現在までの日本の経済発展は、新たな知見のもとで分析が可能となった。本書は、経済発展の要因と影響を都道府県レベルから分析するとともに、1700年以降の世界経済システムの変遷との関連を読み解く。さらには90年代以降の長期停滞についても、その構造的原因を解き明かす。

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