フォーマット |
CD |
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構成数 |
1 |
国内/輸入 |
国内 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
1999年02月24日 |
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規格品番 |
TOCT-10645 |
レーベル |
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SKU |
4988006157989 |
映画「ねらわれた学園」の主題歌「守ってあげたい」の大ヒットもあり、オリコン・アルバム・チャート1位を記録、そして、ここから17枚連続チャート1位獲得というユーミン無双時代の幕開けを告げた'81年の12作目。神戸を舞台にした「タワー・サイド・メモリー」などアーバン&シックなAORサウンドが心地よい。
Artist:松任谷由実
Composer/Author:松任谷由実
Recording Arranger:松任谷正隆
Choir Arranger:松任谷正隆、杉真理
Producer:松任谷正隆
Vocal:松任谷由実
Keyboards:松任谷正隆
Drums:林立夫、島村英二
Bass:高水健司、岡沢茂
Electric Guitar:松原正樹、鈴木茂
Acoustic Guitar:松原正樹、吉川忠英、瀬戸龍介
Percussions:斉藤ノブオ、ペッカー
Saxophone:Jake H. Concepcion
Trumpet:中澤健次、岡野等
Flute:衛藤幸雄
Piccolo:衛藤幸雄
Lyricon:村岡建
Strings :Tomato Strings Ensemble
Chorus:BUZZ、山本潤子、田井康夫、タイム・ファイブ、伊集加代子、鈴木宏子、和田夏代子、杉真理、LEONA、CLARA、LILIKA
Synthesizer Programming:浦田恵司
構成数 | 1枚
合計収録時間 | 00:41:47
ひと言で片付けてはいけないのかもしれないが、とにかく「守ってあげたい」が強い。強すぎる。アルバムの中心に置かれているが、完全に独立し、君臨し、統治している。この曲を別の曲に差し替えしまうと、アルバム自体が糸の切れた凧のようになってしまいそうで、その絶対的な存在感と求心力を否定することはできない。だが、決して他の9曲が”薄い”とか、”物足りない”というわけではない。どの楽曲も、総じてクオリティは高い。
“神戸ガール”が主人公の「タワー・サイド・メモリー」はお洒落でスマートだし、鉄道好きの心を擽る「ビュッフェにて」も心地好い列車の揺れを届けてくれる。レコードのB面は、十八番のユーミン節が冴え渡る「カンナ8号線」から静かに新年を祝う「ア・ハッピー・ニュー・イヤー」まで、タイプの異なる佳曲が並べられている。
中でも個人的なお気に入りは「グループ」だ。結婚式に集う男女4人が”グループ”のメンバーだが、うち2人は新郎新婦という役どころで、式に招待された男女2人の再会がメイン・テーマになっている。物語は再会前の心ときめかせる女性の目線で描かれているが、お目当ての男性はシルエットのままなので、この先の展開が見えない。だが、大人になった女性は、冷静に”過ぎ去った日々は戻らない”と受け止めている。フォークダンスのような陽気なメロディとデッサンのようなさり気ない歌詞が、却って、"懐かしさ"の奥に潜む"切なさ"のようなものを伝えているようで、エヴァ―グリーンなのにセンチメンタルな空気感が心を締めつける。経験はないのだが、刺さる1曲だ。
ジャケットをヒプノシスが手掛け、またユーミンの最大のヒット曲の1つ「守ってあげたい」が収録された作品。「守ってあげたい」は大ヒットしたが、アルバムのテイストからはやや異質で、アーバンな①③.穏やかな⑦⑧⑩等、全体的落ち着いた雰囲気のアルバム。
タイトルからして格好いい、素晴らしい一枚。頭から通して聴くのに最適だと思う。
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