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はじめての科学哲学

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フォーマット 書籍
発売日 2020年12月19日
国内/輸入 国内
出版社岩波書店
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784000614443
ページ数 208
判型 46

構成数 : 1枚

はじめに

第1章 真理なくして知識なし——真なる信念
1 真理なくして知識なし
2 「真だ」はよけいだ
3 知っていなくとも主張できる?
4 とりあえず素朴実在論でいい

第2章 根拠がたいせつだ——正当化された信念
1 知覚は信じられるか
2 「ナマな」経験:直接的な知覚
3 「眠い顔」:間接的な知覚
4 知覚で正当化する:因果関係
5 推論で正当化する:理性と相関関係
6 色々な「主義」

第3章 説明を説明する——科学的説明
1 説明とはわかりやすくすることではない
2 一般法則をつかう:DNモデル
3 法則とはなにか
4 法則のもつ必然性:本質主義
5 十分ではない:DNモデルへの反論
6 因果的説明
7 理論によって理論を説明する

第4章 理論をどうやってつくるか——説明と理論
1 結果から理論をさがす:最良の説明への推論
2 観察の理論負荷性
3 説明の適切さをはかるもの
4 理由と原因

第5章 昨日起こったことは明日起こる?——帰納の問題
1 だれもどこも特別ではない
2 自然は急に変わらない:自然の斉一性
3 帰納と演繹
4 帰納の問題点

第6章 帰納をめぐる奇妙な問題——確証と反証
1 一般命題をどのように立てるか
2 「ヘンペルのパラドックス」:対偶命題の確証
3 暗黙の仮定
4 確率をかんがえる:弱い確証
5 「グルー」
6 「グルー」対「グリーン」
7 「グルー」と「ブリーン」
8 「グルー」と「エメライア」
9 概念体系どうしに優劣はない:投影可能性
10 ヒューム的解決
11 ヒュームを超えて?:知覚に訴える

第7章 いろいろな確率
1 可能性としての確率
2 相対頻度
3 信頼の度合い
4 傾向性

第8章 科学の価値
1 2 種類の知識
2 研究対象

「問いかけ」の答え
参考文献
あとがき
索 引

  1. 1.[書籍]

人間の知的欲求を満たす活動である自然科学を特徴づけるのはその「方法」だ。科学的方法についての入門書である本書は、真理と知識についての簡単な説明からはじめて、科学的説明、帰納や確率にもとづく推論といった基本事項をていねいに解説する。随所に設けられた「問いかけ」を考えてみることで理解が深まる(解答あり)。

作品の情報

メイン
著者: 八木沢敬

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