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文庫 東大教授が教える知的に考える練習

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フォーマット 書籍
発売日 2021年02月03日
国内/輸入 国内
出版社草思社
構成数 1
パッケージ仕様 文庫
SKU 9784794224972
ページ数 200
判型 文庫

構成数 : 1枚

はじめに
1章 情報洪水時代で変わる「頭の使い方」
情報洪水時代、新しい頭の使い方が求められる
なぜ「考える」ことの価値が高まってきたのか
変化の時代に必要とされる頭の使い方
いまだに「正しさの基準」に縛られている日本人
「正解」を探すことは考えることにつながらない
考えるとは情報を「調理する」こと
「知る」と「わかる」の違い
頭の良さには2種類ある
まわりの評価に合わせるより、自分で考えた結果に意味がある
本書で身につけてほしい力
【コラム❶ 決めていくことで頭に判断基準ができる】

2章 頭の中に質の良い情報が集まる「網」を張る
考えている人といない人は、情報の取捨選択の仕方が違う
あらかじめ頭の中に網を張って情報を待ち受ける
良い網を張っていると良い情報が引っかかる
くっついたものによって網を太くしていく
あせらず、自然に引っかかるものを待つ
自分の専門以外にも網を張っておく
ぼんやりとした好奇心をはっきりとした問題意識に変える
ネガティブな感情も問題意識に転換できる
感情を感情のままにしない、整理するクセをつける
オリジナリティーは完全にゼロからは生まれない
【コラム❷ 短距離型と長距離型の勉強法】

3章 知的に考えるための「調理道具」を揃える
いきなり考えてもうまくいかない理由
ものごとを抽象化して構造をとらえるクセをつける
できなくてもかまわない、クセをつけることが大事
〈考える土台をつくる頭の使い方1〉幹をつかむ
〈考える土台をつくる頭の使い方2〉共通点を探す
〈考える土台をつくる頭の使い方3〉相違点を探す
情報処理の基本は分類、ファイルの整理と同じように考えてみよう
考える土台を鍛えれば、より高度な思考が可能になる
無意識に行えるようにクセづけするのが、頭の情報処理の基本
【コラム❸ ものごとの裏側から見ると本質がわかる】

4章 情報は流れてくるまま、流しっぱなしに
入ってくる情報は絞らず、意図的に間口を広げておく
情報そのものより、どう料理して何に使うかが重要
遠い情報に注目する
大量の幅広い情報が思いがけないヒントに結びつく
読書は唯一、能動的に情報を得るアクション
引っかかった情報はたなざらしにしておいていい
あがかないで機が熟すのを待つ
【コラム❹ バランスが悪くてもいい、知識は偏りが個性】

5章 頭に残った情報は熟成し、やがて知性に変わる
頭に残った情報は「思考の骨組み」になる
いかに違う情報同士を積極的にくっつけていくか
これからの時代に必要なのは結びつける能力
抽象化する力を高めて、頭の中で化学反応を起こす
学問とは抽象的理論から具体的な結果を導き出すこと
異分野に転換させる頭の使い方を意識する
情報を「構造化」できると、応用可能な範囲がもっと広がる
絶えず自分の問題に置き換える訓練をする
問題の本質は似たところにある
教養や歴史の本当の意義
絶えず視点を変え、頭を揺らす思考実験を
間を置く効能
深く考えることで、問題意識はより高度なものへと進化する...

  1. 1.[書籍]

「頭の良さ」とは習慣である!
誰もが大量の情報を簡単に手に入れられる今、
オリジナリティのある発想力がより強く求められている。

本書はベストセラー『東大教授が教える独学勉強法』の著者が、自らの体験のもと、
情報の収集・整理の仕方から豊かな発想の生み出し方まで、「思考」の全プロセスを伝授するものである。

著者がすすめるのは、まず頭の中に「考える土台」をつくり、考える「クセ」をつけること。
そのためには物事を普遍化したり、抽象化したり、頭の使い方を意識的に練習することが大切だという。
クセさえついてしまえば、あとは「情報は流しっぱなしに」「あがかないで機が熟すのを待つ」など、
豊かな発想は自然に生まれていく。
これからの時代を生きていくうえで、自分の頭でしっかり考えるクセを身につけていることが、大きな武器になる。

<目次より>
1章 情報洪水時代で変わる「頭の使い方」
【コラム❶ 決めていくことで頭に判断基準ができる】

2章 頭の中に質の良い情報が集まる「網」を張る
【コラム❷ 短距離型と長距離型の勉強法】

3章 知的に考えるための「調理道具」を揃える
【コラム❸ ものごとの裏側から見ると本質がわかる】

4章 情報は流れてくるまま、流しっぱなしに
【コラム❹ バランスが悪くてもいい、知識は偏りが個性】

5章 頭に残った情報は熟成し、やがて知性に変わる
【コラム❺ 過去の成功分析をしすぎると、おもしろいものが出てこない】

作品の情報

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著者: 柳川範之

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