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| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2021年04月08日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 岩波書店 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784000614665 |
| ページ数 | 234 |
| 判型 | 46 |
構成数 : 1枚
プロローグ│疱瘡神と乱世
第1章│未知のウイルスを前に 2月3日〜24日
それぞれのルビコン川
厚労省アドバイザリーボード
専門家会議発足
市民への説明
独自の見解の準備
専門家会議としての会見へ
第2章│クラスター対策と「情報の壁」 2月24日〜3月11日
クラスター対策班
「一斉休校」と北海道の感染拡大
若者への呼びかけ
感染者情報をめぐる軋轢
学生ボランティア
第3章│桜の季節の感染拡大 3月11日〜22日
御用学者の本分
遅れた検疫対策
大阪・兵庫の往来自粛
文書とりまとめの役割変更
大規模イベントをめぐって
第4章│緊急事態宣言発出へ 3月22日〜4月7日
「医療がもたない」
新型コロナと特措法
日本医師会の危機感
「最低七割、極力八割」
緊急事態宣言発出
第5章│リスクコミュニケーション 4月7日〜5月19日
PCR検査をめぐる批判
「四二万人」死亡推計会見
緊急事態宣言解除の基準数値
一〇万人あたり〇・五人
緊急事態宣言判断の三つの理由
高まる批判、不安定な会議体
第6章│専門家会議の「卒業」 5月19日〜7月3日
前倒しされた宣言解除時期
首相と一緒の会見の危うさ
議事録問題をめぐって
専門家の「卒業論文」と厚労省の反発
「卒論」会見と専門家会議の廃止
次なるルビコン川
エピローグ│後の先
あとがき
関連事項カレンダー
装丁=森裕昌
クラスター対策に3密回避。未知の新型コロナウイルスに日本では独自の対策がとられたが、その指針を描いた「専門家会議」ではどんな議論がなされていたのか? 注目を集めた度々の記者会見、自粛要請に高まる批判、そして初めての緊急事態宣言……。組織廃止までの約四カ月半、専門家たちの議論と葛藤を、政権や行政も含め関係者の証言で描くノンフィクション。

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