| フォーマット | CDアルバム |
| 発売日 | 2000年02月09日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| レーベル | UNIVERSAL MUSIC |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | 紙ジャケット |
| 規格品番 | TOCP-65510 |
| SKU | 4988006774209 |
構成数 : 1枚
合計収録時間 : 00:46:00

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確かに、『スピード・オブ・サウンド』を偏愛する自分にとって後発の2作は、今一つ熱量が上がらないアルバムではあったことには違いない。「しわかせの予感」はシングル盤で済ませたし、『バック・トゥ・ジ・エッグ』はレコードを聴きもしなかった。生活環境も変わったし、燃え尽き感があったというのも確かだ。
とはいえ、今回の企画での本作の再発は(罪滅ぼしというわけもないが)結構楽しみにしていた。『ワイルド・ライフ』でさえ豪華盤で発売されたのだから、ネタは尽きているとはいえ、本作と次作の抱き合わせでもリマスターして再リリースしてほしいと願っていたし、そのプロジェクトでもスルーされていたので、今回の見送りは半ば当然の仕打ちなのかもしれない。
さて、本作だが、要(かなめ)は全米No.1ヒットとなった「幸せの予感」だが、スモーキーな気だるさのある「たそがれのロンドン・タウン」、紳士の国イギリスとは対照的なパリの風情をスケッチした「セーヌのカフェ・テラス」、カジュアルでコケティッシュな「ガールフレンド」あたりが聴きどころで、裏返すと、それ以外の楽曲にはそれほどの魅力は感じない。あくまでも個人の感想としてではあるが…。
切り抜き写真を集めたスクラップ・ブックのような楽曲集だが、アルバム全体が穏やかな淡いトーンに包まれているので、(あくまでも妄想ではあるが、)ヨットのキャビンに寝転んで、リラックスした雰囲気で聴いていたいアルバムだ。