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| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2021年03月18日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 岩波書店 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784000026055 |
| ページ数 | 230 |
| 判型 | A5 |
構成数 : 1枚
はしがき
序 論 人間的営みとしての労働
1 労働の重要性
2 なぜ改めて労働の重要性を説くのか?
3 必要な取組み
第I部 労働論――労働の意義と疎外の探究を中心に
第1章 労働の本源的意義
第1節 労働の発生
1 自然史的前提
2 生産と欲望
3 労働過程
第2節 人間性と人格の形成
1 言語活動過程
2 認識過程
3 人間性と人格の形成
第2章 労働の疎外と克服の展望
第1節 資本主義的な労働の疎外とその克服
1 資本主義的な労働の疎外が生じるメカニズム
2 資本主義的な労働の疎外の克服
第2節 官僚制的な労働の疎外問題
1 芝田進午氏の研究に対する疑問
2 ヴェーバーの官僚制論
第3節 小 括
第II部 労働法論――疎外の緩和をめざす権利概念の探究を中心に
第1章 「労働の権利」の近代的原型――1789年人権宣言・1791年憲法
第1節 人権宣言・憲法の論理体系
1 人権宣言
2 1791年憲法
第2節 「労働の権利」
1 用語の意味と本書における約束ごと
2 前近代的労働の否定
3 「労働の権利」の近代的制約
4 財産所有の自由とその近代的制約
5 近代法の社会経済的基礎
第3節 公権力および市民の義務
第2章 現代的権利・義務観念の形成
第1節 ワイマール憲法の概要
第2節 「労働の権利」の近代的制約
第3節 資本家の「労働の権利」の現代的制約
第4節 労働者の「労働の権利」の現代的発展
1 自由権の尊重
2 「団結の自由」
3 経営評議会
第5節 公権力および国民の義務
1 公権力の義務の拡大と対公権力支配権の形成
2 国民の義務の増大――共同社会志向
第3章 国際文書における「自由」と「尊厳」
第1節 国際憲章
第2節 世界人権宣言
1 自 由
2 尊 厳
3 義 務
第4章 日本国憲法における「労働の権利」――「職業選択の自由」と「勤労の権利」
第1節 国連憲章の具体化としての日本国憲法
第2節 自己支配権としての「労働の権利」
第3節 「労働の権利」を阻害する前近代的秩序の否定
第4節 「労働の権利」の近代的制約
第5節 資本家の「労働の権利」の現代的制約
第6節 労働者の「労働の権利」の現代的発展
1 尊 厳
2 「勤労の権利」
3 「勤労の権利」の具体化としての労働基本権
4 「幸福追求」
第7節 共同的社会へ――国民の市民的倫理的義務
第8節 日本国憲法の建築的構造
結びにかえて
謝 辞
資料:権利と義務の一覧表
索 引
労働とは何か。憲法の職業ないし勤労に関する人権は、日本国憲法の全体系においてどのような位置を占めているのか。国連憲章及び世界人権宣言において基本原理とされている「尊厳」概念は労働法とどのような関係に立っているのか——。フランス憲法史、ドイツ憲法史なども視野に入れながら、労働法の根本問題を考察。

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