書籍
書籍

チャリティの帝国 もうひとつのイギリス近現代史

0.0

販売価格

¥
946
税込
還元ポイント

販売中

お取り寄せ
発送目安
2日~14日

お取り寄せの商品となります

入荷の見込みがないことが確認された場合や、ご注文後40日前後を経過しても入荷がない場合は、取り寄せ手配を終了し、この商品をキャンセルとさせていただきます。

フォーマット 書籍
発売日 2021年05月24日
国内/輸入 国内
出版社岩波書店
構成数 1
パッケージ仕様 新書
SKU 9784004318804
ページ数 280
判型 新書

構成数 : 1枚

はじめに——日本から見たイギリスのチャリティ


第一章 世界史における他者救済——イギリスの個性を問い直す
一 文明と他者救済
二 自己愛から貧者への愛へ
三 キリスト教と慈善
四 新興プロテスタント国に変容するイギリス——貧困・チャリティ・公的救貧


第二章 近現代チャリティの構造——歴史的に考えるための見取り図
一 イギリス近現代史のなかの変数と定数
二 自助のイデオロギー、互助の共同体
三 チャリティ
四 公的な制度
五 福祉の複合体の働き


第三章 自由主義社会の明暗——長い一八世紀からヴィクトリア時代へ
一 市民社会の台頭と、有用な弱者の救済
二 無用な弱者への処遇
三 エンターテイメントとしての救済


第四章 慈悲深き帝国——帝国主義と国際主義
一 海外進出の時代——「慈悲深き」強国
二 帝国とチャリティ
三 どういう金でチャリティをするのか
四 国際人道支援の起源


第五章 戦争と福祉のヤヌス——二〇世紀から現在へ
一 戦争国家と福祉国家
二 総力戦とチャリティ——善意の動員と動員解除
三 福祉国家の時代のチャリティ
四 ポスト福祉国家へ


おわりに——グローバル化のなかのチャリティ


あとがき
図表出典一覧
参考文献
索引

  1. 1.[書籍]

イギリス独自の重層的なセーフティネットの中で、社会の「錨」のように今日まで働き続けてきたチャリティ。自由主義の時代から、帝国主義と二度の大戦をへて、現代へ。「弱者を助けることは善い」という人びとの感情の発露と、それが長い歴史のなかでイギリスにもたらした個性を、様々な実践のなかに探る。

作品の情報

メイン
著者: 金澤周作

メンバーズレビュー

レビューを書いてみませんか?

読み込み中にエラーが発生しました。

画面をリロードして、再読み込みしてください。