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| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2021年09月02日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 北大路書房 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784762831652 |
| ページ数 | 208 |
| 判型 | A5 |
構成数 : 1枚
はじめに
1章 家族療法って何?
1.家族療法のよくある誤解とその特徴
(1)家族療法のよくある誤解
(2)家族療法の特徴
2.家族療法をイメージするための事例
3.家族療法はどこから来たの?
(1)「個人」から「家族」へ:視点の変化から見る家族療法の起源
(2)家族療法の源の一つとなった天才臨床家ミルトン・エリクソン
2章 家族療法の特徴
1.家族療法のいろいろ
2.典型的な家族療法はあるの?
3.IP(患者とみなされたもの)
3 章 家族療法の認識論1
1.システム理論
2.円環的認識論
3.第一次変化と第二次変化
(1)第一次変化
(2)第二次変化
4.語用論
5.ダブルバインド理論
6.コミュニケーションの暫定的公理
(1)人がコミュニケーションをしないことは不可能である
(2)コミュニケーションには,「情報」と「情報に関する情報」の二つのレベルがある
(3)人間関係は,人間間のコミュニケーションの連鎖の「パンクチュエーション」によって規定される
(4)コミュニケーションでは,「デジタルモード」と「アナログモード」の両者が使用される
(5)すべてのコミュニケーションは,「対称的」か「相補的」かのいずれかである
4章 家族療法の認識論2
1.社会構成主義
2.観察するシステムと観察されたシステム
3.オートポイエーシス
4.サイバネティックス
5章 家族療法家の臨床的態度と考え方1
1.家族療法の学び方:どうやって実践につなげていけばよいか
(1)まずは家族療法の基礎理論を理解する
(2)よい例を見る/ 読む
(3)実際のカウンセリングにおいて,家族療法の認識論でケースを眺める
(4)ジョイニングを心がける
(5)小さな介入から行っていく
2.ジョイニング
(1)クライエントを含む家族に対するジョイニング
(2)個人のクライエントに対するジョイニング
(3)夫婦に対するジョイニング
3.褒める/ ねぎらうこと・肩入れすること
(1)コンプリメント(褒める/ ねぎらうこと)
(2)間接的コンプリメント
6章 家族療法家の臨床的態度と考え方2
1.家族構造とサブシステム
2.境界線・提携・権力
(1)境界線
(2)提携
(3)権力
3.家族構造に働きかける
7章 家族療法の方法論1
1.リフレーミング
(1)リフレーミングとポジティヴ・リフレーミング
(2)ネガティヴ・リフレーミング
(3)ポジティヴ・コノテーション
2.エナクトメント(実演化)
3.ユーティライゼーション(有効利用化)
8章 家族療法の方法論2
1.チームアプローチ
2.症状処方
❖ 治療的ダブルバインド
9 章 ジェノグラムとは
1.ジェノグラムの書き方
(1)カップルの誕生
(2)子どもの誕生
(3)離婚と再婚
(4)子どもの結婚と出産
2.ジェノグラムの意義
(1)今の家族を理解する
(2)家族の歴史を理解する
(3)システムとして家族を理解する
(4)家族にジョイニングする
3.事例から学ぶジェノグラム
4.最後に
10章 家族療法の歴史と諸派の考え方
1.家族療法の歴史
2.家族療法の諸派
(1)精神力動的家族療法
(2)コミュニケーション(MRI)派家族療法
(3)構造派家族療法
(4)戦略派<...
家族療法の考え方や理論,背景,技法を豊富な事例でやさしく学べる。カップルカウンセリングやジェノグラムの実践,さらには家族支援にも役立つ書籍。システム論的家族療法を中心に,ナラティヴ・アプローチやオープンダイアローグなど,発展し続けるセラピーの多様性についても紹介する。実践家としての著者達の本音座談会も収載。
「家族療法ってどう学べばいいの?」という問いに
「まずこれを読んでみて!」と答えられる本がこれです!!
八巻 秀氏 推薦!!
(駒澤大学 文学部 心理学科教授/SYプラクティス 代表/やまき心理臨床オフィス スーパーバイザー)

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