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ブッダが説いた幸せな生き方

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フォーマット 書籍
発売日 2021年05月24日
国内/輸入 国内
出版社岩波書店
構成数 1
パッケージ仕様 新書
SKU 9784004318798
ページ数 254
判型 新書

構成数 : 1枚

凡 例
はじめに


一章 仏教徒は幸せ 人は自分が一番愛おしく、幸せを求めている/苦しみをなくすことではなく、超越すること/子を亡くしたキサー・ゴータミーの悲しみ/「第二の矢」を受けず/シャーリプトラとマウドガリヤーヤナの死/ブッダは開祖ではなく道案内/古道の発見/ブッダは人としてよりよく生きる道を教えるのみ/仏教徒は幸せ/輝く顔/強制ではなく、魅きよせる——仏教の伝播


二章 ブッダの生涯
誕生/青春期/結婚/出家/マガダ国王ビンビサーラとの出会い/瞑想と苦行/目覚め/説法の躊躇と決意/最初の説法——初転法輪/教化活動/仏教の発展/すべては燃えている(火の説法)/ビンビサーラ王の帰依と竹林精舎の寄進/二大弟子の入信——シャーリプトラとマウドガリヤーヤナ/バラモン教社会における革新的態度/晩年/最期/葬儀/タキシラ——西洋と東洋の接点


三章 ブッダが「目覚め」たこと——ものごとのありのままの姿
ブッダの教えの編纂と伝承/ブッダのアプローチ——苦楽中道/信仰ではなく理解と実証による信頼/ブッダの教え方/疑念の払拭/如理作意と如実知見——ブッダの考察方法/抽象的論議の無益性——経験論的合理主義/苦しみの本質(苦諦)/苦しみ/縁起/無常/無我/苦しみの生起(集諦)/三毒——苦しみの根源/執着/苦しみの消滅(滅諦)/ニルヴァーナ(涅槃)——ことばを超えたもの/ニルヴァーナ——今の生で体現するもの/苦しみの消滅に至る道(道諦)——八正道/三学/カルマ(業)=チェータナー(意志)/心の修養/シャマタ(止)/ヴィパッサナー(観)/四無量心/ユマニスム


四章 仏教徒の生き方
誰にでも実践可能な生き方/一切衆生悉有仏性/出家者集団(僧伽)/三宝帰依/五戒/生活規範/殺生/肉食/暴力/飲酒/破滅への道/賤しい人/よき友/人情/社会的、経済的側面/政治的側面——「国王の十責」/七仏通戒偈/まとめ


終章 現代と仏教
仏教の変遷と多様化/ダライ・ラマ十四世/怨みは怨みによって消えることはない/仏教国ブータン——理想的為政者/現在の日本と仏教/これからの世界と仏教


あとがき
主要参考文献

  1. 1.[書籍]

暗く厭世的に思われがちな仏教。しかし、その開祖ブッダはそんなにマイナス思考の人だったのだろうか。若いころから仏典に触れ、パリで研究をする一方で、仏教国ブータンに長年生活し、チベットの人々の間に生きる仏教に親しんだ著者ならではの、ユマニスムにも通じるブッダの教えの読み解き。

作品の情報

メイン
著者: 今枝由郎

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