販売価格
販売中
お取り寄せお取り寄せの商品となります
入荷の見込みがないことが確認された場合や、ご注文後40日前後を経過しても入荷がない場合は、取り寄せ手配を終了し、この商品をキャンセルとさせていただきます。
| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2021年08月31日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 岩波書店 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784000614870 |
| ページ数 | 350 |
| 判型 | A5 |
構成数 : 1枚
はじめに
I フロイト的無意識からラカン的無意識へ
第1章 フロイトへの回帰とシニフィアンの純粋論理
1 精神分析の主体と真理への問い
2 原父殺害の神話とその謎
3 エディプスと去勢の再定式化(1)
4 エディプスと去勢の再定式化(2)
第2章 欲望と享楽の倫理学
1 『快原理の彼岸』から『精神分析の倫理』へ
2 法の分裂から倫理的経験へ
3 道徳法則と享楽する〈他者〉
4 幻想と主体の分裂
5 超自我をめぐる新たな問い
II 精神分析運動の再開
第3章 言語の裏面としてのトラウマ
1 真理概念の変容
2 原因とトラウマ——事後性の論理(1)
3 原因と起源——事後性の論理(2)
4 失われた現実と分析経験の地平
5 歴史的真理と現実界
第4章 フロイト神話に抗する闘争
1 捻れた因果性と分裂した主体
2 精神分析の大義とフロイトの欲望
3 起源の神話から知の発明へ
第5章 知の歴史に対峙する精神分析
1 主体の科学としての精神分析——コギトと知を想定された主体
2 哲学の症状としての精神分析——カント、ヘーゲル、マルクス
3 知と真理の分離と四つのディスクール
4 真理の排除から去勢の排除へ
III 精神分析と政治
第6章 もうひとつのファシズム、もうひとつのレジスタンス
1 ラカン派のトラウマと精神分析理論の政治的次元
2 制度化の根源としての隔離
3 分析主体としてのフロイト
4 精神分析家の欲望をめぐる問い
第7章 「六八年五月」の夢と現実
1 未完の革命
2 集団のみる夢とその解体
3 街頭、構造、市場
4 出来事のなかの精神分析家
初出一覧
索 引
一九六三年、国際精神分析協会の決定によってラカンは訓練分析家の資格を剥奪された。この破門以来、ラカンは精神分析の「大義」を賭けた闘争に身を投じていく。本書では精神分析運動の政治史を読み解きながら、ラカンの思想と実践に迫る。精神分析の根源にあるフロイトの「症状」をどう解釈するのか、その実践はいかなる制度的枠組みによって可能となるのか。——立木康介氏、松本卓也氏推薦。

※ショッピングカートおよび注文内容の確認画面にてフラゲのお届けになるかご確認ください。
※各種前払い決済をご利用の場合、フラゲは保証しておりません。
※フラゲは配送日時指定なしでご注文いただいた場合に限ります。
読み込み中にエラーが発生しました。
画面をリロードして、再読み込みしてください。
