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「赤」の誘惑 フィクション論序説

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フォーマット 書籍
発売日 2007年03月
国内/輸入 国内
出版社新潮社
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784103043515
ページ数 284P
判型 B6

構成数 : 1枚

序章 「誘惑」から「擁護」へ

I 「赤」の誘惑
『赤頭巾』から『赤い靴』へ
「赤」の氾濫
「赤い」ことと「赤くなる」こと
フィクションの「赤」

II 理論と混乱
「混沌」として「退嬰的」な
「指示」という罠
語彙論的な羞恥心
「赤頭巾」、ふたたび

III 可能世界と構造分析
みたび、『赤頭巾』
またしても、『赤頭巾』
最後に、『赤頭巾』

IV 小壮歴史家の書斎で
意識された嘘
フィクション的許容度
理論的な錯誤
「火を点す女」

V 編みものをする女
茶色の靴下
「赤茶色」で「毛編み」の
模倣:ミメーシス
ギリシャ人と近代人
編み上げられなかった靴下

VI ギャラリーから市街電車へ
「赤」と崇高
ミメーシスからセミオシスへ
紅海のほとりの枢機卿たち
「仕舞には世の中が真赤になった」

VII 「類推の魔」
母音と色彩
アリストテレス的な呪縛
ソクラテスとプルースト
詩的言語のミモロジック
「詩的なるもの」と「散文的なるもの」

VIII 地球儀と証言
地球儀と竹籠
薔薇と鶏頭
「赤」ならざるものへの誘い
詩と真実

IX 「緋色の糸」に導かれて
二つの血文字
ホームズの死
「赤」、その希少性
赤の遍在
「赤」の悲劇

X 「赤」の擁護
フィクションと真実
理論と翻訳
「赤」の擁護
哲学的な禁欲?
控えめにして、鮮やかな

終章 仮象、出来事、フィクション
変化の相
辰砂
フィクションの自由

最後に……

  1. 1.[書籍]

あまたの文芸作品の中で永く眠っていた一つの色が、いま目覚める――。

漱石、子規、鴎外、ポー、ドイル、ハメットなど多くの名作の中にひっそりと生れ、作者と読者を静かに誘い、やがて火の如く世界を染め上げる魔性の色=「赤」。この色と「フィクション」との驚きに満ちた関係が徹底的に考察され、ギリシャ的な図式や多くの理論家の呪縛から読者を解放する、フィクション論の決定版。

作品の情報

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著者: 蓮實重彦

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