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空気を読む人 読まない人 人格系と発達系のはなし

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フォーマット 書籍
発売日 2021年10月20日
国内/輸入 国内
出版社講談社
構成数 1
パッケージ仕様 新書
SKU 9784065259030
ページ数 240
判型 新書

構成数 : 1枚

第1部 心と性格のしくみ

【第1章】すべての人は人格系と発達系に分けられる
人の性格は二つの傾向に分けられる
空気は読まない発達系
あなたの周りにも発達系は普通にいる
空気ばかり読む人格系
世間にあふれる人格系
必ずぶつかる人格系と発達系
みんな人格系と発達系のブレンドでできている
相手次第で人格系と発達系が入れ替わる
なぜ二つの傾向に分けられると考えたのか
生きづらさの正体に迫るために

【第2章】天真爛漫な発達系
自由で正直、世界の中心で今を生きる
空気が読めず誤解され怒らせる
発達障害のスペクトラム
非定型発達という考え方
大人になって発見される発達障害
発達系は独特のアンテナで外部と交感する
非定型発達者の生きづらさ

【第3章】周囲が気になる人格系
ルールと気配りの人格系
常識と人の評価に縛られる
「神経症(ノイローゼ)」という言葉の曖昧さ
人格系と自己愛性人格障害の近さ
自己愛性人格障害とは何か
人格系の「もうひとつ」の顔
生きづらくても普通ならマシ
人格系は自由から逃走したい

第2部 生きづらさから解放される

【第4章】私のなかの「もうひとりの私」
あなたは人格系?それとも発達系?
心は混成物である
相手によって性格は変わる
自分を知るための深層心理学
心には「無意識」の世界がある
私のなかの「もうひとりの私」
「投影」という心のメカニズム
「もうひとりの私」は反対のタイプ
「もうひとりの私」にだまされないために
見破られるだけで「投影」は消えてなくなる
人格系と発達系がぶつかりあう本当の理由
人は心の内でも外でも「もうひとりの私」と対峙している
なぜ人を憎むのか、なぜ生きづらくなるのか

【第5章】自分と仲直りする方法
人間関係を改善するために
人間関係がおのずと改善するプロセス
ひとりでできる「もうひとりの私」との対話
他人との関係は自分のなかでの仲直りと連動している
真っ先に仲直りしなければならないのは自分自身
「もうひとりの私」と仲直りする
心の葛藤がおのずと解消するプロセス
「もうひとりの私」との対話がはじまる
「人格系―発達系」分類の使い道
無意識と対話する深層心理学の技法
無意識の影響がわかる言語連想テスト
アクティヴ・イマジネーションの手順
敬意を払うとはどういうことか
責任を持つとはどういうことか
「もうひとりの私」のメッセージを読み解く
苦悩は悪いものではない

おわりに

  1. 1.[書籍]

■すべての人はどちらかに分けられる!
空気を読みすぎる【人格系】。
空気は読まない【発達系】。
あなたは、どちらのタイプですか?

人間関係が悪化するのも、心のなかがつらいのも、
【人格系】×【発達系】の二つの傾向が激突することから始まっています。
この心のしくみを知ることが、
生きづらさから解放される一番の近道です。

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【人格系】とは?
空気を読みすぎるタイプ。周囲が気になり同調圧力に苦しみ、いつも軽微な神経症的な状態でいる。
その傾向がよほど極端だと、人格障害(パーソナリティ障害)と呼ばれるかもしれない。
そういう傾向が「人格系」です。

【発達系】とは?
空気を読まないタイプ。自由で正直で天真爛漫、後先を気にせず、いつも目の前のことに没頭しているユニークな人。
その傾向がよほど極端だと、発達障害と呼ばれるかもしれない。
そういう傾向が「発達系」です。

空気を読むタイプは、空気を読みすぎて苦しみます。
空気を読まないタイプは、周囲と衝突して苦しみます。
どちらのタイプも結局は自分を押し殺して生きづらさを強くします。

そのうえ、どちらのタイプも、おたがいが嫌いになります。
人間どうしの不仲、争い、憎み合いは、たいてい二つのタイプの激突から発生しています。

なぜ、二つのタイプは、わざわざ相手を嫌うのか?
なぜ、人は必要以上に怒ったり、意味もわからないまま嫌われたり、必要以上に自分自身を苦しめたりしてしまうのか?
その謎を解き明かし、人間関係と心のつらさを同時に改善する一冊です。
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■本書の内容■
第1部 心と性格のしくみ
【第1章】 すべての人は人格系と発達系に分けられる
【第2章】 天真爛漫な発達系
【第3章】 周囲が気になる人格系
第2部 生きづらさから解放される
【第4章】 私のなかの「もうひとりの私」
【第5章】 自分と仲直りする方法

作品の情報

メイン
著者: 老松克博

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