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藪医 ふらここ堂

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構成数 : 1

一 藪医 ふらここ堂
二 ちちん、ぷいぷい
三 駄々丸
四 朝星夜星
五 果て果て
六 笑壺
七 赤小豆
八 御乳持
九 仄仄明け
解説 久坂部 羊

  1. 1.[書籍]

江戸は神田三河町の小児医・天野三哲は、「面倒臭ぇ」が口癖。朝寝坊はする、患者は待たせる、面倒になると逃げ出す、ついたあだ名が「藪のふらここ堂」だ。ところがこの先生、見えないところで凄腕を発揮するらしい。三哲に振り回されながらも診療を手伝う娘のおゆん、弟子たち、ふらここ堂の面々の日常と騒動を描く!


天野三哲は、江戸・神田三河町で開業している小児医。「面倒臭ぇ」が口癖で、朝寝坊する、患者を選り好みする、面倒になると患者を置いて逃げ出しちまう、近所でも有名な藪医者だ。ところが、ひょんなことから患者が押し寄せてくるように。三哲の娘・おゆん、弟子の次郎助、凄腕産婆のお亀婆さん、男前の薬種商・佐吉など、周囲の面々を巻き込んで、ふらここ堂はスッタモンダの大騒ぎに!

三哲の前には、嫁姑の不仲で命を落としかける赤子や、関係が密着し過ぎた母娘らが次々現れる。人情味あふれる長屋の住人たちも、時として他人にはうかがい知れぬ人生の暗部をさらす。正と邪、善と悪を同時に抱えているのが人間。
「人は真っすぐ善に向かって成長するわけではないし、悪は強さの裏打ちかもしれない。常にふらここ(=ブランコ)のように不安定な状態で、私たちは奇跡的にバランスを取って生きている」(著者)
とらえどころがないリアルな人間の暮らしぶりを季節感豊かに、人情たっぷりに描いた傑作時代小説。

作品の情報

メイン
著者: 朝井まかて

フォーマット 書籍
発売日 2017年11月15日
国内/輸入 国内
出版社講談社
構成数 1
パッケージ仕様 文庫
SKU 9784062937900
ページ数 432
判型 文庫

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