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| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2016年05月20日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 講談社 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | 新書 |
| SKU | 9784062579698 |
| ページ数 | 276 |
| 判型 | 新書 |
構成数 : 1枚
はしがき
初版はしがき
第一章 四色問題の誕生──怪物の誕生
第二章 ケンペの研究──最初の研究と早合点
第三章 テイトの研究──華麗なる変身
第四章 ヒーウッドの研究──曲面のほうがやさしい?
第五章 バーコフからルベーグまで──はるかなる登頂路
第六章 ヘーシュの執念──放電法の開発
第七章 ついに解決!──怪物もコンピュータでダウン
第八章 解決の余波──計算機による証明の意義
参考文献
埋もれたままの古典的な数学の未解決問題はもはや人工知能に任せるしかないのか?! 物議をよんだ未解決問題は「解決した」と言えるのか? 現代の視点から再考する。
数学的証明とは何か
数学の未解決問題として有名だった四色問題――
平面上の地図は四色で塗り分けられる――は、
1976年の夏、イリノイ大学の二人の数学者、
K・アッペルとW・ハーケンによって解決された。
しかし、それは計算機による膨大な検証という、
従来の数学の証明法とは全く異なるものだった。
四色問題の誕生から最終的解決にいたるまでの
先人たちの苦闘の歴史を踏まえ、
計算機に依存した現代の数学的証明の意義を
あらためて考える

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