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| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2020年09月25日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 講談社 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784065204320 |
| ページ数 | 102 |
| 判型 | B5 |
構成数 : 1枚
第1章 子どものトラウマが特別な理由
トラウマの多様な現れ方/長引く影響/「小児期逆境体験」がまねく厳しい現実/傷の残りやすさを左右する要因/「発達障害」と「発達期のトラウマ」の関係 など
第2章 虐待されてきた子どもに起こること
虐待の定義/複雑なトラウマを生じさせる最大の要因/気がかりなサイン/DVと虐待/表面化しにくい家庭内の性的虐待と影響の現れ方/虐待の世代間伝達 など
第3章 トラウマになりうる体験のいろいろ
いじめとトラウマ/災害とトラウマ/死別・悲嘆とトラウマ/医療行為とトラウマ/マイノリティとトラウマ など
第4章 子どもの回復を支えるためにできること
回復の過程/子どもにかかわるすべての人に必要な「トラウマ・インフォームド」なかかわり方/理解・気づき・対応・再受傷の防止がポイント など
第5章 子どもを支える「しくみ」を活用する
支援の体制/家族にも支援が必要/虐待への対応/関連機関との連携/加害者への法的な対応の求め方/トラウマに特化したケア/加害した親への対応 など
【トラウマに気づき、回復のためにできること】
「心の傷」ともいわれるトラウマ。トラウマが認識されないことによって、
事件や自死に発展したり、重篤な後遺症を残したりするケースもあります。
また、トラウマ体験の重なりによる「再トラウマ化」は、大きな問題です。
その裏には未だ表に現れていない、被害を受けた多くの子どもたちや苦しんでいる親もいるかもしれません。
子どものトラウマは、問題行動を引き起こすだけでなく、
その先の人生に大きな影響を及ぼすおそれがあります。
子どもの場合、「なにがあったか」という出来事の内容もさることながら、
その後のケアのあり方も、心の傷の残り方を大きく左右する要因になります。
子どもが自分から語ることは少ないからこそ、周囲がトラウマの存在に気づき、
子どもの回復のためになにができるかを考え、行動していくことが求められています。
本書は、トラウマインフォームドアプローチ(トラウマへの理解を深め、かかわっていくという姿勢)に基づいて編まれたもの。
支援者の方には適切な支援を進めていくために、当事者の方には自己理解と回復に役立つ一冊です。
【主なポイント】
*子どものトラウマは「問題行動」として現れる
*対人関係の傷つきで生じる「発達性トラウマ障害」
*トラウマ体験で「解離」が起こることもある
*「小児期逆境体験」のトラウマは長く影響し続ける
*「発達障害」と「発達期のトラウマ」の密接な関係
*「虐待」は複雑なトラウマを生じさせる最大の原因
*子どもだから生じやすい「性的虐待順応症候群」
*支援の基本は「トラウマインフォームドケア」
*「通告」したほうがよいとき
【内容構成】
第1章 子どものトラウマが特別な理由
第2章 虐待されてきた子どもに起こること
第3章 トラウマになりうる体験のいろいろ
第4章 子どもの回復を支えるためにできること
第5章 子どもを支える「しくみ」を活かす

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