鬼才デヴィッド・バーンと元祖No. 1パーティDJ、ファットボーイ・スリムがタッグを組み、凄まじく豪華なアーティストたちが参加した2010年発表の豪華コンセプト・アルバム『HERE LIES LOVE』が、ブロードウェイ・ミュージカルとなって現在上映中!
このミュージカル上映を記念して、この傑作が遂に2枚組アナログ盤となって登場する!

デヴィッド・バーン&ファットボーイ・スリムが2010年に発表し、高い評価を得たコンセプト・アルバム『HERE LIES LOVE』。フィリピンの元大統領、フェルディナンド・マルコスの未亡人であるイメルダ・マルコス夫人の栄華と没落、そしてピープル・パワー革命をテーマにしたこの作品が、7月20日からミュージカルとしてブロードウェイ・デビューを飾ることとなった。このミュージカル上映を記念して、この名作が初めてアナログ盤となってリリースされることとなった。

この『HERE LIES LOVE』は、鬼才デヴィッド・バーンの構想のもと、DJ/レコーディング・アーティストのファットボーイ・スリム(別名ノーマン・クック)がタッグを組み創り上げた豪華コラボレーションによる作品であり、壮大な物語を語るコンセプト・アルバムであり、最高のダンス・トラック・アルバムでもある作品だ。二人が創り上げたサウンドに、フローレンス・ウェルチやシンディ・ローパー、スティーヴ・アールやシャロン・ジョーンズ、ナタリー・マーチャントやトリ・エイモス、セント・ヴィンセントやマーサ・ウェインライト、サンティゴールドなど、インディ・ロックやオルタナティヴ・カントリー、R&Bやポップスの世界から集結したドリーム・キャストが更なる豪華な彩を加えるきらびやかな作品だ。なお、デヴィッド・バーン自身も帝国主義的なアメリカの声として「American Troglodyte」でヴォーカルを披露している。

もともとこの作品は、ディスコやナイトクラブで上演するためのミュージカル・シアター作品として創作されたものだった。2006年、アルバム発売に先駆けてニューヨークのカーネギーホールとオーストラリアのアデレード・フェスティバルでワーク・イン・プログレス・ヴァージョンを上演し、熱狂的な聴衆を魅了した。2010年のアルバム発売後も、2013年にニューヨークのパブリック・シアターで初演され、数々の賞を受賞、2014年から15年にかけてロンドンのナショナル・シアターで上演され、完売となり、2017年にはシアトル・レパートリー・シアターで再演されるなど、ミュージカルとしても非常に高い評価を受けている。

その話題のミュージカル作品が、2023年7月にブロードウェイ・デビューを果たしたのだ。トニー賞受賞者のアレックス・ティンバースの演出、そしてオリヴィエ賞候補者のアニー=B・パーソン(振付)によって劇場をダンスフロアに変えるその圧巻のミュージカル体験は、タイムアウト・ニューヨーク誌からは「熱狂的で躍動感あふれるパーティ」と称されている。

発売・販売元 提供資料 （2023/07/28）

A concept album based around the lives of Imelda Marcos and her nanny Estrella Cumpas, David Byrne and Fatboy Slim's (Norman Cook) Here Lies Love is primarily a great pop record featuring a bevy of name female vocalists. Grand conceptual themes aside, Byrne, Slim, and Slim cohort Tom Gandey (aka Cagedbaby) have delivered a kooky, fun, theatrical, and -- more often than not -- deliriously listenable collection of '70s and '80s club pop. Inspired by a disparate set of sources, not the least of which included his reading of Ryszard Kapuscinski's book The Emperor as well as various reports detailing the former First Lady of the Philippines' penchant for disco and club life, Byrne formulated this would-be stage production based around the notion -- as he says in the liner notes -- of the "bubble worlds of the rich and powerful" set to the popular sounds (disco, soul, Latin beats, cabaret) of Marcos' time in power. While there is no dialogue in this production, Byrne has crafted each track throughout the album to tell the story and evoke the emotional state of Marcos and her longtime nanny Cumpas' emotional state. And while the story hangs together quite well, the main impression you are left with is that Byrne and Slim have impeccable taste in female singers. Here we get British songstress Florence Welch (Florence and the Machine) delivering the title prologue track, an anthemic disco-inflected number that recalls any number of Studio 54 diva hits. Similarly, Tori Amos takes on the role of Marcos' mother, Remedios, on the eerie flamenco-infused "You'll Be Taken Care Of." Along the way you get '80s pop icon Cyndi Lauper, alt-country-rocker Allison Moorer, Irish soul siren Roisin Murphy, Philly punk-dance singer Santigold, Natalie Merchant, Nellie McKay, Martha Wainwright, Sharon Jones, and others. ~ Matt Collar

Rovi