暖かさとクールさを併せ持つ落ち着きのある優しい歌声が、再び世界に鳴り響く… フリートウッド・マックの黄金期を支え、数々の大ヒット曲を生み出す女性ヴォーカリスト/ソングライター、クリスティン・マクヴィー。
惜しくも昨年11月にこの世を去ってしまった彼女がソロ名義でリリースした2枚の名作が、リマスター音源となってここに再び登場する! こちらは彼女が2004年に発表した3作目のソロ・アルバムにしてソロ名義としては最後の作品となった『IN THE MEANTIME』!

このアルバムがアナログ盤としてリリースされるのは、今回が初となる!

60年代後半にはチキン・シャックの一員として、そしてその後チキン・シャックと並んで英国が誇る2大ブルース・ロック・バンドと称され、1975年以降のロック・バンドへと大きく羽ばたき、世界的に最も大きな成功を収めたバンドとして音楽史にその名を刻むフリートウッド・マックの黄金期を看板女性シンガーとして、そしてメイン・ソングライターとして支えてきたアーティストが、このクリスティン・マクヴィーだ。惜しくも昨年2022年11月にこの世を去り、数々のアーティストが追悼のコメントを発表、音楽シーンにおける大きな損失として世界が悲しみに暮れることとなった…。

フリートウッド・マックの一員として「Don't Stop」や「Everywhere」、「Little Lies」といった代表曲を手がけてきた彼女は、ロックの殿堂入りを果たすその輝かしいキャリアにおいて、素晴らしいソロ・アルバムもリリースしてきた。2023年7月12日、クリスティンの80回目の誕生日には、彼女と長く活動を共にしてきた盟友、ミック・フリートウッドとジェイク・シマブクロとのコラボレーションによるクリスティンへのトリビュート楽曲「Songbird」がリリースされ、彼女の功績を讃えたことも記憶に新しいところだろう。彼女は既にこの世を去ってしまったが、彼女が遺してくれた音楽は、今もなお世界中のファンの心に鳴り響き続けるのだ。

今回、彼女が1984年に発表したセカンド・ソロ・アルバム『CHRISTINE McVIE』と、2004年に発表したサード・アルバムにしてソロ名義としては最後の作品となった『IN THE MEANTIME』という2枚の名作が、リマスター音源となって11月に登場することとなった。共にCDとアナログ盤(『IN THE MEANTIME』は4面にエッチングを施した2枚組アナログ盤)でのリリース。(1/2)

発売・販売元 提供資料 （2023/09/22）

クリスティン・マクヴィーは、1998年からフリートウッド・マックや公の場での活動を控えめにしていたが、楽曲制作はそのまま続けていた。そして2004年に、ソロ名後としては3枚目の作品にして最後のアルバムとなった『IN THE MEANTIME』を発表し、彼女はシーンに戻ることとなる。プロデュースを手掛けたのは、本人とクリスティンの甥であるダン・パーフェクトだ。今回のリイシューに辺り、アルバムには新たにリマスターとリミックスが施され、ジャケット・アートワークも一新、さらに今までは未発表となっていたアウトテイク「Little Darlin'」を追加収録した新装版作品となって生まれ変わることとなった。

2004年発売当時はCDでのみのリリースとなっていたため、この『IN THE MEANTIME』がアナログ盤となってリリースされるのは今回が初となる。2枚組仕様のアナログ盤の1面から3面までに13曲の音源を収録、4面は「Songbird」のエッチングを施したアート・サイドとなっている。(2/2)

発売・販売元 提供資料 （2023/09/22）

Christine McVie opted out of the reunited Fleetwood Mac's return to the studio for 2003's Say You Will, and listening to her 2004 solo album In the Meantime, it's easy to see why. She simply didn't want work on such a grand scale as Fleetwood Mac. She wanted to make a low-key, intimate, mellow record that's more about atmosphere than songwriting. It makes In the Meantime an unassuming return to recording -- it's hardly a big splash that some might expect after a 20-year wait between solo records -- and it's not bad. It's not particularly memorable since the songs are so low-key that they tend to float by one by one, sustaining the friendly, relaxed vibe, but not going much beyond that, either. Yet, there's a certain charm in that, especially in comparison to the big-budget, widescreen epics of such Mac albums as Tango in the Night, where each track was meticulously arranged and assembled piece by piece. Here, McVie is comfortable, playing with a sympathetic band, and sounding at ease for the first time in years. It's nice to hear her so relaxed, and while it's hard not to wish that it was easier to remember the songs once the album was finished, it's hard not to enjoy In the Meantime as it's playing. ~ Stephen Thomas Erlewine

Rovi