暖かさとクールさを併せ持つ落ち着きのある優しい歌声が、再び世界に鳴り響く… フリートウッド・マックの黄金期を支え、数々の大ヒット曲を生み出す女性ヴォーカリスト/ソングライター、クリスティン・マクヴィー。
惜しくも昨年11月にこの世を去ってしまった彼女がソロ名義でリリースした2枚の名作が、リマスター音源となってここに再び登場する!

こちらは彼女が1984年に発表した2作目のソロ・アルバム『CHRISTINE McVIE』! 1984年発売当時にアナログ盤としてリリースされて以降リイシューされることのなかった今作が、約40年の時を経て、遂に待望のアナログ盤復刻を果たす!

60年代後半にはチキン・シャックの一員として、そしてその後チキン・シャックと並んで英国が誇る2大ブルース・ロック・バンドと称され、1975年以降のロック・バンドへと大きく羽ばたき、世界的に最も大きな成功を収めたバンドとして音楽史にその名を刻むフリートウッド・マックの黄金期を看板女性シンガーとして、そしてメイン・ソングライターとして支えてきたアーティストが、このクリスティン・マクヴィーだ。惜しくも昨年2022年11月にこの世を去り、数々のアーティストが追悼のコメントを発表、音楽シーンにおける大きな損失として世界が悲しみに暮れることとなった…。

フリートウッド・マックの一員として「Don't Stop」や「Everywhere」、「Little Lies」といった代表曲を手がけてきた彼女は、ロックの殿堂入りを果たすその輝かしいキャリアにおいて、素晴らしいソロ・アルバムもリリースしてきた。2023年7月12日、クリスティンの80回目の誕生日には、彼女と長く活動を共にしてきた盟友、ミック・フリートウッドとジェイク・シマブクロとのコラボレーションによるクリスティンへのトリビュート楽曲「Songbird」がリリースされ、彼女の功績を讃えたことも記憶に新しいところだろう。彼女は既にこの世を去ってしまったが、彼女が遺してくれた音楽は、今もなお世界中のファンの心に鳴り響き続けるのだ。

今回、彼女が1984年に発表したセカンド・ソロ・アルバム『CHRISTINE McVIE』と、2004年に発表したサード・アルバムにしてソロ名義としては最後の作品となった『IN THE MEANTIME』という2枚の名作が、リマスター音源となって11月に登場することとなった。共にCDとアナログ盤(『IN THE MEANTIME』は4面にエッチングを施した2枚組アナログ盤)でのリリース。(1/2)

発売・販売元 提供資料 （2023/09/22）

クリスティン・マクヴィーのソロ・アーティストとしてのキャリアは、彼女の旧姓から名付けられた1970年発表のデビュー・アルバム『CHRISTINE PERFECT』と共に始まった。アルバムのリリースから間もなくして、クリスティンはフリートウッド・マックの正式メンバーとなり、バンドでの活動に専念していく。その間14年、彼女は「Don't Stop」や「You Make Loving Fun」といったバンドに大きなヒットをもたらした楽曲を手掛け、1984年、待望ともいうべき2作目のソロ・アルバム『CHRISTINE McVIE(邦題: 恋のハート・ビート』をリリースした。この作品は、全米アルバム・チャートで最高26位を記録し、23週に渡りチャート・インするという大ヒット作となった。今作からは、全米シングル・チャートのトップ40入りを果たした「Got A Hold On Me」(同チャート10位)と「Love Will Show Us How」(30位)の2曲のヒットが生まれている。

今回のリイシューに関して特筆すべきは、今作のアナログ盤は1984年発売当時のリリースされて以降、今までリイシューされることのなかった作品である、という点だろう。長らくアナログ盤としては姿を消していたこの名作が、今回アナログ盤として復刻することになるのだ。(2/2)

発売・販売元 提供資料 （2023/09/22）

During her years with Fleetwood Mac, Christine McVie only recorded one album. It was released in 1984, after Mirage had run its course and the band was taking an extended break. Given its release date, it's not surprising that Christine McVie sounds like it could have been recorded during the Mirage sessions -- it's a collection of soft rock/pop and ballads that are pleasantly melodic and ingratiating. Only a handful of cuts, such as the wonderfully catchy, lightly bouncy hit single "Got a Hold on Me," work their way into the memory, but nothing on Christine McVie is anything less than agreeable. The record simply suffers from a rather predictable fate -- it's a little too sweet and laid-back to be consumed in one sitting, and its best songs would have sounded even better if they were balanced by Lindsey Buckingham's insular, paranoid pop genius and Stevie Nicks' hippie-folk mysticism. ~ Stephen Thomas Erlewine

Rovi