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| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2017年11月24日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 小学館 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784093885812 |
| ページ数 | 168 |
| 判型 | 新書 |
構成数 : 1枚
単行本刊行によせて
序章
第一章 「お鍋の中の景色」に美を求めて
第二章 "無私"のこころに宿る美
第三章 「香道」にみる日本文化の美しさ
第四章 米と日本人
第五章 絹の美、きものの美
第六章 穀物のありがたみに感謝して
第七章 道具の美、工芸の美
第八章 料理道具の美
第九章 梅の効用を考える
第十章 箸から考える食卓の美、食の美
終章 人はなぜ"美"を追い求めるのか
カリスマ料理家による美といのちの名言集
2002年、『いのちを支えるスープ』が40万部のベストセラーとなり、社会現象にまでなった料理家の辰巳芳子さん。常に「食」と「いのち」に向き合い、様々な場面で提言を続けてきたカリスマ的料理家です。その辰巳さんが、「食と美といのち」について、「日本の美」について語った『和樂』での連載をまとめ、さらに印象的な名言の数々を抽出して美しい写真とともに構成した、美といのちのヴィジュアル名言集です。
漆器や和紙などの工芸品、香道やきものなどの日本文化、白米や梅干しといった日本ならではの食材や料理、お箸をはじめとする料理道具などを通して、日本の自然、風土に根ざした「美」の意味を鋭く分析。
何故私たちは今、日本美を大切にしなければならないのか。国際化とデジタル化が猛烈な勢いで進む現代社会にあって、何を大切に考えて生きてゆかなければならないのか。
今年12月に93歳を迎える著者が、次世代の日本人に向けて渾身の思いを込めて語った"金言"の数々は、多忙な日々の暮らしの中で、豊かに生きるためのたくさんの"気づき"に満ちあふれているはずです。
【編集担当からのおすすめ情報】
入会希望者が後を絶たない「スープの会」に象徴されるように、辰巳芳子ファンは料理レシピだけではなく、"生き方の指針"を求めて辰巳さんの本を読み、辰巳さんの元に集います。生き方に迷ったときに、日本人としてよりよく生きたいと思ったときに、よりこの国のよさを学びたいと考えたときに、辰巳芳子さんの言葉は、深く心に染み入ります。社会への提言を続けるカリスマ料理家による"生き方本"としても、多くの読者に手にとっていただきたいと思います。

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