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11通の手紙

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フォーマット 書籍
発売日 2019年05月15日
国内/輸入 国内
出版社小学館
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784093886970
ページ数 64
判型 A5

構成数 : 1枚

まえがき

ある学生への手紙
旧友への手紙
ある新聞記者への手紙
ある歌手への手紙
ある弁護士への手紙
ある老人への手紙
ある母親への手紙
若い兵士への手紙
あるキリスト者への手紙
ある詩人への手紙
愛する君へ、最期の手紙

あとがき

解説

  1. 1.[書籍]

天安門事件から30年、劉暁波の言葉が蘇る

1989年6月4日、中国の天安門広場で「その事件」は起こりました。

民主化を求める群衆を威嚇するかのような戦車の隊列。巨大な戦車を前に、「轢き殺すなら轢き殺せ」と言わんばかりに一歩も引き下がろうとしなかった1人の若者。その衝撃の映像を記憶している方も多いと思います。

本書は天安門事件で民主化運動のリーダーとして活躍し、獄中においてノーベル平和賞を受賞した劉暁波(りゅうぎょうは 1955-2017)の発言をモチーフにした、平和を訴えかける創作書簡集です。

劉暁波夫妻の友人で劉暁波研究の第一人者・及川淳子氏(中央大学准教授・中国現代社会論)が、劉暁波の遺した発言や行動や実際の出来事を下敷きにして、劉暁波の想いを現代に蘇らせ、平和の大切さを問いかけます。

本書は11通の書簡から成り、それぞれに、言論の自由や、表現の自由、良心の自由といったテーマが盛り込まれています。

巻末には及川淳子氏のリアルなあとがきとともに、社会学者で民主化論の泰斗・笠原清志氏(跡見学園女子大学学長・立教大学名誉教授)による解説を収録し、「天安門事件とは何だったのか? 劉暁波とは何者だったのか?」という現代的問いを提示します。


【編集担当からのおすすめ情報】
劉暁波の最愛の妻・劉霞さん(ベルリンに亡命中)から全てを託された及川淳子氏が、渾身の精神力と深い哀しみをペンに宿らせて紡ぎました。言葉のひとつひとつが心に刺さります。涙無しには書けない…そして編集できない…魂の一冊が出来上がりました。

作品の情報

メイン
著者: 及川淳子
その他: 笠原清志

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